尾上右近「命懸けのエンタメ。ガチのバイブスを浴びにきて」 「義経千本桜」が1日開幕 

[ 2025年10月1日 05:01 ]

特別展の内覧会に参加した尾上右近
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 歌舞伎俳優の尾上右近(33)が9月30日、東京・銀座の歌舞伎座ホールで「特別展 This is KABUKI 体験!『義経千本桜』が誘う歌舞伎の世界」の内覧会に参加した。松竹創業百三十周年「錦秋十月大歌舞伎」通し狂言「義経千本桜」の開幕に合わせて1日から開催される。11月16日まで。

 展示されている衣装、かつら、小道具などを目にして「演目の香りがする」とコメント。「型とか様式とか古典として受け継がれてきたものの中に自分が入っていくところに歌舞伎の魅力と力強さを感じます」と語ると同時に、歌舞伎は華やかさ、柔らかさ、日本人ならではの情緒も持ち合わせているとして「多面性のある伝統芸能」と表現した。「その香りを間近で世界観に浸りながら感じることができる空間」と特別展をアピールした。

 開幕を迎える「義経千本桜」は歌舞伎三大名作の一つとされており、悲劇の英雄・源義経を軸に、碇知盛、いがみの権太、狐忠信の三役がそれぞれ活躍する様子を描く。その魅力を「死生観が近くにある時代の物語ですが、その中から生きるエネルギーや生き方の美しさを感じてもらえて、エンタメ性も高い」と伝えた。

 歌舞伎の舞台に立ち続けることには「伝統を背負ってるし、重たい衣装や小道具でたくさん大変な思いをして、ノーマイクで毎日大きい声出して、自分に負担かけるのが当たり前」と口にし、「大変な思いをしている人はだいたい優しい心の持ち主が多い。僕はその代表だと思ってます」と笑いも誘った。歌舞伎になじみの薄い人に向けての言葉を求められると「いくつになっても本気で舞台に立ち続けている。命懸けのエンタメなのでガチのバイブスを浴びにきてほしい」と力強く呼びかけた。

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