桂米朝さん生誕百周年記念公演 計35日間開催 10月20日から天満天神繁昌亭で

[ 2025年9月30日 12:50 ]

「桂米朝 生誕百周年記念ウィーク」、「文化勲章受章 桂米朝 生誕百年記念月間」の発表会見に出席した(左から)笑福亭生喬 、桂米團治、桂米二、笑福亭仁智
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 人間国宝で上方落語界四天王の一人として一世を風靡(ふうび)した桂米朝さん(15年に89歳で死去)の生誕百周年を記念した「桂米朝 生誕百周年記念ウィーク」(10月20~26日)、「文化勲章受章 桂米朝 生誕百年記念月間」(11月3日~30日)を「天満天神繁昌亭」(大阪市北区)昼席で開催することが30日、発表された。

 当初は“記念ウィーク”のみの開催予定だったが、上方落語協会会長の笑福亭仁智が「演芸界で文化勲章(09年)をとった人は他にいてへんから、月間にしよう」と申し出て月間公演の追加開催が決定した。同副会長で米朝さんの長男・桂米團治は「米朝一門みんなに出てもらい、米朝とゆかりのある方々にトリを務めていただきます」と桂文枝、桂福団治、桂春団治、笑福亭鶴瓶、露の都ら他の一門からも大御所が勢揃いする。

 仁智は「今の上方落語界があるのは米朝師匠のおかげと言っても過言でない。協会全体で米朝師匠の研鑽、功績を改めて胸に刻んで新しい一歩にするためにも、1カ月間で協会所属のほぼ全員が出ます」とした。現在、米朝一門は孫弟子、ひ孫弟子、玄孫弟子に月亭を合わせて93人。番組を編成した桂米二、笑福亭生喬は「4時間以上かかりました」と苦い笑いだ。

 米二は「亡くなって10年、まだ信じられない気持ちもある。目の前でにらんでいて、そのたびに気が引き締まる感じ。米朝を継承するウィーク、月間公演の開催はうれしい。皆さんに米朝を忘れてほしくない」と懇願。さらに「師匠は神道だから10年の次は50年。誰も生きてないから、今回が最後かなあ。今の間にやっておきたい」と語った。

 米団治も「米朝のことを知らない噺家、お客様も増えた。米朝もどこからか“皆、やってるんかいな”と温かい目で見てくれれば」と師匠であり、父を思い起こしていた。

 記念ウィーク開催初日から月間公演最終日まで、繁昌亭ロビーで米朝さんの写真、グッズなどが飾られた展示会を開催。また、月間公演には28日間でのべ224人の噺家が出演。各日のオープニングでは約5分間の米朝さん秘蔵映像が流される。

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