テレ朝 WBCのネトフリ独占配信に「残念」 放送に向けて準備も「高騰した金額を提示されることなく…」

[ 2025年9月30日 14:18 ]

テレビ朝日社屋
Photo By スポニチ

 テレビ朝日は30日、東京・六本木の同局で定例社長会見を行い、米動画配信大手「ネットフリックス」が来年3月に開催される第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本での独占放送権を獲得したことについて言及した。

 ネットフリックスは8月26日、SNSで日本での「独占生配信」を発表。全47試合をライブとオンデマンドで配信し、テレビの地上波での中継はなくなる。2023年前回大会では、WBCを組織する「WBCI」とともに東京開催試合の運営・興行を担う読売新聞社を通じて国内の民間放送局などに放送・配信権を付与し、TBSとテレビ朝日が生中継を行った。

 西新社長は「我々テレビ朝日は第1回大会からWBCを放送してきまして、これまで多くの視聴者の皆さまにご覧いただき、支えていただいたことに改めて感謝申し上げます」と感謝の言葉を述べた上で、「特に前回大会の(23年の)準々決勝はこれまでのWBC放送の中で歴代最高。個人視聴率だと31.2%、世帯視聴率で48.0%。国民的な行事でありますので、誰もが無料で楽しめる地上波で今回もお届けすべく取り組んできましたけど、その役割を果たすことができず残念」と吐露。「我々としては何かできることがないのか、様々なハードルはあるかと思うが、まだ時間があるので考えたい」と述べた。

 WBC放送に向けて動いていたのかを問われると、「そうですね。第1回から放送していたので、今回も放送に向けて考えていたのは事実です」と明言。放送に向けて動いている段階でネトフリ独占配信の発表があったこという。放送権料の高騰について質問が飛ぶと、「高騰した金額を我々に提示されることなく、アメリカのMLBとネットフリックスがご契約された」と明かした。

 今後の放送余地について「大人も子供も一体になって楽しめる国民的大型スポーツは無料での視聴環境が大切なんじゃないかと思っている。地上波としてはこれまでその役割を担ってたわけですので、今後我々としてできることがないか検討していきたい。こういう発表があって、我々は何かできるか考えているところなので詳細は控えたい」と述べた。

 ビジネスソリューション本部コンテンツ編成局総合編成部長の河野太一氏は10月期の改編説明会で「今後については何も見えていない。今回については放送権の都合ということで」と述べていた。

「美脚」特集記事

「中居正広」特集記事

芸能の2025年9月30日のニュース