夏野剛氏 世界陸上会場での経験踏まえ、予算問題に私見「採算は屋根を付けておいた方が…」

[ 2025年9月24日 22:26 ]

夏野剛氏
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 KADOKAWAの夏野剛社長兼CEOが24日、ABEMA「Abema Prime(アベプラ)」(月~金曜後9・00)に生出演し、東京で開催された陸上・世界選手権の会場での経験を踏まえ、私見を語った。

 番組では、10月13日に閉幕する大阪・関西万博について特集。開幕前は予算が膨れ上がったことなどから、開催そのものに反対論が根強かったが、今月18日までの集計で一般来場者数が2000万人を超えることが発表され、2200万人が目安とされる黒字も見えてきた。

 イベント開催などに批判的だった人たちの手のひら返しの事例は、過去に数多くあり、夏野氏は「オリンピックもそうだし、万博とか国を挙げての行事って必ず、120%どこの国においても、直前にもの凄く反対されて、いろんな政治的問題になって、終わってみると、だいたいどこの国でも良かったねで終わる」と、あるあるを披露した。

 そんな中で、訴えたい出来事があるという。「凄く残念なのは、前に騒がれすぎて、国立競技場とか、屋根を付けなかったわけですよ」。21年開催の東京五輪に合わせて建設された、新国立競技場についてだった。当初は世界的建築家のザハ・ハディドさんに設計を依頼したが、当初の見積もりから予算が大幅に膨れ上がったことで世論が過熱。白紙撤回され、同案で採用予定だった開閉式屋根も新計画ではなくなった。

 夏野氏は同競技場で開かれた世界選手権を見に行ったという。「この間、僕も世界陸上に行ってひどい目に会いましたよ」。大雨に降られたようで、「屋根を付けておけば、雨に濡れることもないし、コンサートホールとして使えた」と持論を口に。「実は採算は、屋根を付けておいた方が良かったのに、わけ分からない反対論が観念的に来て」と、感情的な世論に押されて、屋根あり計画が白紙になったことを嘆いた。

 建設は議会の承認を経て正式に決まっていたものだとし、「しょうがないじゃん。やるって決めたら。なのに、(反対の世論に)押されて、屋根を取っちゃったから、こんなことになっている」と苦言を口に。「国立競技場、未来永劫!未来永劫!採算合わないんですよ」と強調した。

 万博に関しても、当初は不要論が続出しながら、結果的に最大の見せ場になった大屋根リングに言及。「終わる前に、終わった後のことを議論するのやめた方がいいと思う。やるかどうかの議論は詰めて、やると決まったら1回ちゃんとやって、終わって、数字を見て、総括して、反省すべきところは反省したらいいと思う」と、冷静な判断が必要だと訴えた。

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