Perfume 最大の持ち味は「ライブ」 最新技術を生かしたライブと変わらない3人のギャップ

[ 2025年9月24日 22:45 ]

活動休止前最後の単独ライブを東京ドームで開いたPerfume。(左から)のっち、かしゆか、あ~ちゃん
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今年いっぱいで活動休止することを発表したPerfumeの休止前最後の公演が23日に東京ドームで行われた。最新アルバム「ネビュラロマンス 後篇」の収録曲を中心に約3時間で18曲を披露。ファン4万5000人と最後の時間を過ごした。

 訪れたファンとの別れ。3人はステージ中央から3方向に延びた花道へとそれぞれ分かれて歩き出した。15年前、初めての同所公演では、花道から向かい合うようにして集まった。当時よりも絆は深い。信頼し合えているからこそ、初めて別の道に進む決心ができた。あ~ちゃん(36)は「ライブが好きだな。今日も本当に美しかった」と、大観衆が見せてくれた景色を目に焼き付けた。

 Perfumeの魅力が最も伝わるのはやはりライブだ。最新技術の使い方がうまく、自分たちの3D映像と実際の3人が一緒に踊ったり、プロジェクションマッピングの技術を演出にいち早く取り入れたり。3人も「自分たちの強みはライブ」と口にしてきた。

 大きな持ち味はほかのアイドルとは一線を画したダンス。3人がダンスを始めたアクターズスクール広島時代から指導してきた振付師のMIKIKO氏(48)が、上京した2003年以降のほぼ全ての作品で振り付けを担当してきた。テクノポップの曲に合い、歌いながら無理なく踊れることがポイント。俊敏かつ丁寧に踊り、特に手の動きは角度、高さなどをキッチリそろえてシンクロさせる。そして、足元は高さ8センチのヒール。踊りやすいとは言えないパンプスでも、涼しげな顔で踊りきってしまう。

 そのダンスを際立たせるのが、変化しない3人のルックス。05年のメジャーデビュー以降は髪形の変化はほとんどなく、あ~ちゃんはポニーテール、のっちはボブ、かしゆかは前髪ぱっつんのロングヘア。無機質で近未来的なテクノポップの曲たちを、3人はアンドロイドのように表現してきた。それでいて、トークになると広島弁で「…じゃけぇ」とほんわかと話して、身近な女の子のように感じさせてしまう。斬新な演出のライブなのに、3人はいつも変わらない安心感をつくり出していた。

 活動休止まで3カ月以上あるが、納得のいくライブを新たに準備することは難しい。20周年の集大成である東京ドーム公演を最後にするのは、彼女たちらしい選択だった。

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