言えなかった言葉が、今の私を作った──Baby'z Breath陽葵はるね「ガラスのダイス」に刻む初心

[ 2025年8月15日 11:00 ]

【画像・写真1枚目】言えなかった言葉が、今の私を作った──Baby'z Breath陽葵はるね「ガラスのダイス」に刻む初心(撮影・天彩レイ)
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 アイドルグループ「Baby’z Breath」(ベイビーズブレス、通称ベビブレ)の陽葵はるねが、新曲「ガラスのダイス」のリリースから約1カ月を迎え、スポニチ東京本社でソロインタビューに応じた。かっこよさと儚さが交錯するこの楽曲に、どんな決意で挑み、何を表現しようとしたのか。その胸の内を語った。(「推し面」取材班)

 新曲「ガラスのダイス」は、これまでの“王道アイドル”路線とは一線を画す、クールでエモーショナルな1曲。デモ音源を初めて聴いた瞬間を「今までにない曲超で、歌詞も『私たちの歴史を見て書いたのかな?』と思うくらい、困難に立ち向かっていく内容だった」と語る。

 その印象は、実際にステージで披露するなかでさらに深まっていった。振付師からは「笑わないで、訴えかけるように」と指導され、普段ファンの笑顔に応えて自然と表情がほころんでしまうタイプにとって、それは未知の表現だった。「アンニュイな表情でパフォーマンスすることで、自分は“アイドル”であり、“パフォーマー”でもあると気づけた」。笑顔を封じたパフォーマンスが、新たな意識を芽生えさせた。

 特に心を打たれたのが、冒頭に登場する♪もしもあの時に飲み込んだ言葉を並べ――というフレーズ。天彩レイとのパートで歌われるこの一節には、これまでの悔しさや葛藤が重なる。「活動の中で、言いたいのに言えなかったこと、悔しかったことがたくさんあって……。でも、その“飲み込んだ言葉”があったからこそ、今の自分があると思えるんです」。静かに、しかし力強く口にする言葉には、経験に裏打ちされた重みが宿る。

 ステージでは、そんな想いを細やかに乗せていく。サビ前に3度登場する「もろい」というフレーズは、それぞれ異なる解釈で表現しているという。「同じ“もろい”でも、意味合いが違う。だから表情や声の出し方も変えています」。なかでも3番には「一番力を込めている」といい、「パフォーマンスだけでなく、サブスクで配信されている音源でも違いを感じ取ってもらえたら」と、こだわりを明かした。

 ステージの上では感情を封じて戦い、舞台を降りれば飲み込んできた言葉を力に変えて前へ進む。陽葵はるねの眼差しが今、ベビブレの“Timeless Innocence(永遠の無邪気さ)”に、確かな陰影を刻み始めている。

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