「やっと曲が完成した」――「タイトル未定」阿部葉菜が涙した“声出し解禁”の瞬間

[ 2025年7月21日 17:00 ]

【画像・写真3枚目】「デビュー曲のような気持ちで」──「タイトル未定」阿部葉菜、5人で踏み出す“空”という名の新たな一歩(撮影・谷乃愛)
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北海道発の5人組アイドルグループ「タイトル未定」の阿部葉菜が、8月開催の「TOKYO IDOL FESTIVAL(TIF)2025」を前に、東京・渋谷で単独インタビューに応じた。2020年春、コロナ禍の真っただ中にデビューし、声援なきステージをくぐり抜けてきた彼女にとって、ファンの“声”が重なる瞬間こそ、音楽が生きる意味そのものだった。(「推し面」取材班)

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 あの頃、ライブの告知をSNSに投稿するのもはばかられた。20年5月16日のデビューライブも無観客で配信だった。

 忘れられない光景がある。声出しが解禁されて初めて臨んだ福島の野外フェス。初期の代表曲「鼓動」を披露した。観客と一緒に歌うパートがあるが、長らくその一節は“空白”のままだった。「やっと曲が完成した」。ようやく重なった声に、思わず涙がこぼれた。

 北海道で好きな場所が札幌の大通公園だ。デビュー初期、コロナ禍でバイトにすら入れず時間を持て余した日々が続いた。「家を出て1人で公園をずっと歩いてましたね」。大通公園は初心を思い出させてくれる場所になっている。

 熱意に満ちた阿部を一段と熱くさせてくれる季節が夏だ。「ステージに立つと、すごい肩に力が入って力んじゃうタイプ」と自己分析するとおり、昨年出場した夏フェスではステージを終えて舞台袖に戻ってきた直後に立てなくなるという苦い経験もした。「“力みすぎない”ことも大事なんだって学びました」

 8月1〜3日のTIF2025では、3日間にわたり出演予定。かつてメインステージ争奪戦を制し、グループの飛躍のきっかけを掴んだ場所。今年もまた、特別な夏が始まろうとしている。

 “声援のない時代”を越えてきたからこそ信じられる、ライブの力。「初心を忘れずにこれからも突き進んでいきます」。阿部葉菜は今年の夏もまっすぐに走る。

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