フジ検証番組 BSフジ・反町理氏のハラスメント事案も追及 宮内元社長「当時の判断が良かったかどうか」

[ 2025年7月6日 14:35 ]

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 元タレントの中居正広氏(52)とフジテレビを巡る一連の問題における検証番組「検証 フジテレビ問題 反省と再生・改革」(前10・00)が6日に放送され、「BSフジLIVEニュース」でキャスターを務めていた反町理氏(61)のハラスメント事案についても検証がなされた。

 第三者委員会の報告書では、ハラスメントがまん延した一因として、被害の申告が適切に対処されなかったと指摘。これは2018年に報じられた、反町氏による女性社員に対するハラスメント疑惑への対処についてだった。問題が発覚し、反町氏の地上波キャスター起用が決まっていたが、報道局内では反対の声も上がっていたという。

 報道局の元編集長、鴨下ひろみ氏が取材に応じ、「さまざまな人が苦しんでいるっていう現実がある以上、キャスターを変えるべきじゃないかという意見を言ってくれる人もたくさんいました」と証言。当時、女性社員を守ることができなかったと自責の念に駆られ、カメラの前で証言することを決めたといい、「今になって思えばですけれども、もっと人権意識であったり、苦しんでいる女性の立場に立って、どうにかして伝えられないか、伝えなければいけないと思いながらも、やはりそれができなかったという悔いが今も残っています」と話した。

 反町氏のキャスター起用を決めたのは当時の宮内正喜社長と岸本一郎専務だったといい、当時、被害女性がいない報道局内の全体会議の場で謝罪。番組ではこの映像も公開された。当時の会社としての見解は「ハラスメント事案とは認定するに至らず、決着している」というものだったことも明かされた。

 反町氏の起用を継続させたことについて、宮内元社長は番組から「番組を守るために、スキャンダルを鎮静化させたいという気持ちは一切はなかったでしょうか?」という質問に「全くなかったというと、嘘になりますけども」と回答。その後、取締役にまで昇進させた理由については「スキルや実績などを勘案し、取締役にしました。今思えば、当時の判断が良かったかどうか考えると思います」と話した。

 ハラスメント事案に目をつぶる対応をしたことで、社員にも諦めムードが漂ったとも指摘。元専務の岸本氏は取材には応じなかったとし、反町氏は「調査を委嘱した取締役会の一員として、第三者委員会報告書を尊重します」とコメントした。

 番組には報道番組「Live News イット!」でキャスターを務める宮司愛海(33)、木村拓也(34)の両アナウンサーが進行。同社の清水賢治社長(64)も出演。3月31日に第三者委員会の調査報告書が公表されたことを受け、同局の報道局が中心となって検証や取材を進めてきた。会社がどこで判断を誤ったのか、その一因となった組織風土がどのようなものだったのかをさまざまな証言から検証し、改革への取り組み状況を伝える内容。経営中枢に長く君臨した日枝久氏の出演について、関係者は「取材を申し込んだものの、応じることはなかったと聞いている」と話した。

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