佐々木恭子アナ フジ検証番組で被害女性の退職「絶望せざるを得なかったんだと非常に重く受け止めてます」

[ 2025年7月6日 11:27 ]

フジテレビ・佐々木恭子アナ
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 元タレントの中居正広氏(52)とフジテレビを巡る一連の問題における検証番組「検証 フジテレビ問題 反省と再生・改革」(前10・00)が6日に放送され、被害女性の元アナウンサーAさんの対応を一手に請け負っていたアナウンス室部長の佐々木恭子アナウンサー(52)が番組のインタビューに応じた。

 港浩一前社長、大多亮元専務らが問題を把握したのは時間発生から2カ月後の23年8月。被害女性アナウンサーAさんから最初に報告を受けた当時のアナウンス室長が港氏、大多、編成局長に報告した。港元社長らが事態を知った後も中居氏の番組は継続された。

 港社長は「中居氏の番組を守ろうという気持ちは一つもありませんでした。中居氏の番組を唐突に終わらせるということで、いろいろな憶測を呼ぶということがありました。ただ実質的に10月改編というのはフィックスされていますし、10月改編というのは、現実的ではない、という判断ですね」と説明。大多元専務も「“守ろうとしたんじゃないですか?中居氏を”というふうに思われるんですけども、本当にそれはないんですけども、振り返って見てみると、そういうふうに取られても仕方ないのかなと今は思います」と話した。

 一方、Aさんは10月改編で1つの番組を除き、降板することに。それをAさんに伝えた佐々木アナは「降板をお願いしてるんですね。なんとか自分が辛い経験を乗り越えて、生きていこうと思っている望みをぷつんと切っていくようなことをやらなくてはいけないのは、本当に、せざるを得ないのかっていうのか…」と言葉を詰まらせた。

 編成局長は中居氏から相談を受けていた編成部長B氏からも情報を共有されていたというが、女性の対応を行っていたアナウンス室への共有はなかったといい、アナウンス室長は当時を振り返り「被害女性の対応をしている我々、いろんな報告を上げている我々がプロセスの中で一度も共有されなくて、ある種、蚊帳の外で、とても残念だなと思います」とした。

 事案発生から1年余りたった昨年7月。Aさんは退職を申し出る。佐々木アナは「やはり私自身は女性が退職をする日に見送った時の、光景っていうのは忘れられないですよね。で、1人の女性が尊厳を傷つけられて、復帰を目指していたけれども、ある種、時間が経てば経つほど、本当に絶望せざるを得なかったんだっていうことを非常に重く受け止めてます」と話した。

 さらに「このことがきっかけで1人の女性が好きな仕事を辞めなきゃいけないんだっていうのは凄く思いました。一方、相手は特に変わらないでいるわけです。で、これは何だろうってことは凄く思いましたよね」と悔しさをにじませ、「足りなかったよね、っていうことを申し上げたいなと思いましたね。報告書では外形的な意向しか把握できてなかったって書いてあったけど、まさにそれです。たぶん、もっともっと聞いてほしいことがあっただろうなと思った」と話した。

 番組には報道番組「Live News イット!」でキャスターを務める宮司愛海(33)、木村拓也(34)の両アナウンサーが進行。同社の清水賢治社長(64)も出演。3月31日に第三者委員会の調査報告書が公表されたことを受け、同局の報道局が中心となって検証や取材を進めてきた。会社がどこで判断を誤ったのか、その一因となった組織風土がどのようなものだったのかをさまざまな証言から検証し、改革への取り組み状況を伝える内容。経営中枢に長く君臨した日枝久氏の出演について、関係者は「取材を申し込んだものの、応じることはなかったと聞いている」と話した。

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