「クマリデパートが“人生”すぎて」――早桜ニコ&優雨ナコ Zeppで卒業ライブ、9年3カ月に「ありがとう」で幕

[ 2025年7月4日 16:00 ]

【画像・写真】「クマリデパートが“人生”すぎて」――早桜ニコ&優雨ナコ Zeppで卒業ライブ、9年3カ月に「ありがとう」で幕(Photo by Masayo)
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 6人組アイドルグループ「クマリデパート」が7月2日、東京・台場のZepp ダイバーシティ東京でワンマンライブ「おいでよ!Zeppデパート〜早桜ニコ・優雨ナコ卒業編〜」を開催した。2016年4月のデビューからグループの屋台骨を支え続けた「さおゆう」こと早桜ニコ(さお・にこ)と優雨ナコ(ゆう・なこ)が、この日をもって卒業。メドレー曲を含む26曲、約140分にわたるラストステージで、9年3カ月に及んだアイドル人生を締めくくった。(「推し面」取材班)

 アンコール明け、卒業ドレス姿の「さおゆう」が2人だけでマイクを握った。歌い上げたのは卒業ソング「ありがとう」。デビュー当時から最も近くで見守ってきたプロデューサー・サクライケンタ氏が、この日のために贈った渾身の書き下ろし曲だ。

 切ないメロディーに乗せて、優雨が早桜を見つめて歌う。♪きみのとなりにいると なぜかね 笑顔があふれて――。続けて早桜が、♪鏡みたい きみが笑うと わたしも笑うの――。言葉をかみしめるように歌うその姿には、家族でも友達でもない、特別な存在として積み重ねた9年間の結晶がにじんでいた。

 早桜は高校生の頃に東京・中野の店を訪れたことがきっかけで、人の縁がつながりアイドルの道へ。代わりがいない存在になろうと覚悟を決めて「さおてゃん」というキャラクターを確立。担当カラーの水色のように澄んだ夏空を感じさせる笑顔でファンを次々と魅了した。そのアイドル人生を「あの日、中野に行ってなかったら、アイドルを始めてなかった。本当にその頃からさおてゃんはニコニコラッキーだったと思っています」としみじみと振り返った。

 同じく高校生の時に加入した優雨。デビュー当初、ぎこちなかった笑顔は、時間が経つに連れて包み込むような優しい笑みに変わっていった。辞めようと思った瞬間は何度もあった。けれどファンの1人1人が支えてくれたから、「さおゆう」として卒業することができた。「さおてゃんがあの日、中野にいなければ、私はこんなに長くアイドルをやってなかったと思う」。盟友の顔を見ながら、感謝の言葉を贈った。

 2人にとっての集大成となるこの日。オープニングは「おいでよ!クマリデパート」からスタート。サプライズとして新曲であり今年の夏曲「消えない夏」も初披露され、後方から差し込む強い照明がメンバーを包み込んだ。6人そろって迎えた“9度目の夏”を象徴するかのような演出に、会場中の視線が集まった。

 卒業ドレスにも「さおゆう」の個性が光った。早桜は「水色担当だけど、名前に“桜”があるから」と、淡いピンクの桜をあしらったドレスを着用。優雨は「(2023年1月にリリースしたアルバム)コスモデパートの帽子付き衣装が好きで」と語り、珍しいフード付きのドレスで登場。いずれも、これまでグループの衣装を手がけてきた土屋リサ氏と2人が相談を重ねて仕立てた一点ものだった。

 “卒業セレモニー”は4人の後輩から手紙が読み上げられた。南カンナは「一緒にレッスンして、ライブもたくさんできたことが一番の思い出」と笑顔で締めくくり、七瀬マナは「これからの人生も超幸せに過ごしてね」とエール。小田アヤネは「一緒に過ごしてくれた7年間と、クマリデパートでいてくれた9年間、本当にありがとうございました」と感謝を述べ、楓フウカは涙をこらえきれず「2人が未来でとっても自慢できるようなおっきなこころのデパートになれるように頑張ります」と言葉を絞り出した。

 手紙に目頭を押さえた優雨は「クマリデパートがあまりにも“人生”すぎて、これから60年くらい生きても、これよりいい経験があるのか不安になるくらい楽しかった」と振り返った。卒業ライブはネット配信もされており「こんなにたくさんのみんなと出会えることって、普通に生きてたら絶対ない。今配信を見ている“あなた”も、たぶん1回は会ったことある。だから、それが本当にうれしい」と語り、「この大切な思い出を胸に生きていくので、皆さんも明るく楽しく幸せに生きてください」と呼びかけた。

 早桜は卒業ライブを振り返り「悔いはないって胸を張って言える。そんな1日です」と笑顔であいさつ。「さおてゃんのこと、クマリデパートのことを好きになってくれて、たくさん愛してくれて、ありがとうございました」とファンに向けて深々と頭を下げた。

 ラスト2曲は人気曲「アンサー!!」「愛Phone渋谷」でファンの熱気と涙が一体となった。全てのパフォーマンスを終えると、早桜はピース、優雨は両手で花のような形をしながら晴れやかな表情。2人の“人生すぎた”アイドル物語はこの夜、9年3カ月で一番の笑顔で幕を下ろした。

■2025年7月2日(水)東京・Zepp DiverCity(TOKYO)
公演名:おいでよ!Zeppデパート~早桜ニコ・優雨ナコ卒業編~

M1. おいでよ!クマリデパート(SE Ver)
M2. シャダーイクン
M3. ククククマリデパート改Ⅱ
M4. SUN百6じゅ~GO!日ッチ☆
-MC-
M5. 消えない夏
M6. あみだ☆ふぉーちゅーん
M7. 魔法少女Q
M8. メドレー
・あれ?ロマンチック
・Bugい Kawaii
・サイエンス倶LOVE
・極LOVE浄土
M9. 限界無限大ケン%
M10. 夏へのとびら
M11. ブルーサバイバー
M12. サクラになっちゃうよ!
M13. ピアノ
M14. ぶどう♡Grape♡For♡You♡
M15. 宇宙の果てで恋をした
M16. いくじなし
-MC-
M17. 永遠サマー
M18. 2060年チェリーブロッサムの旅
M19. 二十四時間四六時中
アンコール
En1. おいでよ!クマリデパート(世界Ver.)
-MC-
En2. ありがとう
-MC-
En3. アンサー!!
En4. 愛Phone渋谷

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