藤井王位 王位戦開幕を前に小牧山城を見学 信長推しだけに石垣の採用を「先見性の表れ」

[ 2025年7月4日 19:15 ]

織田信長の居城だった小牧山城を視察後、第1局へ意気込む藤井聡太王位(右)と永瀬拓矢九段
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 将棋の藤井聡太王位(22)=王将など7冠=が4日、永瀬拓矢九段(32)を挑戦者に迎える第66期王位戦第1局を前に、両者で対局会場の愛知県小牧市を散策した。織田信長が築城した小牧山城を見学した後、5、6日に第1局が指される同市の「合掌レストラン大蔵」で対局場検分後、記者会見した。

 永瀬とは今年に入って3度目の7番勝負。共に4勝1敗だった王将戦、名人戦の経験を踏まえ「序中盤で後れを取らず、互角をキープする重要性を感じた。内容の充実した将棋を指せるようにしたい」と藤井は意気込んだ。

 小牧山城は従来、信長による美濃攻めのための簡易的な前線基地と考えられてきた。ところが近年の発掘調査で、当時では類のない規模の石垣を巡らせ、麓に計画的な城下町を整備したと判明した。

 藤井は同じ愛知県出身の戦国武将から「推し」を選ぶなら「革新的なところにひかれます」と信長を挙げたことがあり「(石垣は)先見性の表れと感じる。戦略的に重要な場所に城を築いたセンスも卓越していた」と指摘。7番勝負開幕前日の緊張感が和らぐひとときを楽しんだ。

 永瀬は藤井と6度目のタイトル戦。過去5度は、シリーズとしては全敗だけに「(前回の)名人戦から数えるのはやめました」と苦笑い。それでも公式戦がない時期は練習将棋を重ねる間柄。「2日制で藤井王位に教えてもらえるのは恵まれている。私次第で“あつい”タイトル戦にできるかが懸かっている」。真夏のタイトル戦の盤上も熱くするべく、繰り出すその作戦にまず注目が集まる。

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