ビジュアル系界の“ご意見番”かまいたちKENZI 還暦女装に挑戦 HIDEさんとの思い出も…

[ 2025年7月2日 15:45 ]

還暦で女装に挑戦するビジュアル系バンド「かまいたち」のKENZI
Photo By 提供写真

 元祖ビジュアル系バンド「かまいたち」のドラムを担当していたKENZIが、7月3日に東京・歌舞伎町のZEPP SHINJUKUで、還暦ライブを開催し女装を披露する。「ビジュアル系では女装の先駆者だった自分が、還暦というタイミングでまた女装をすることになりました」と期待感をあおっている。

 1990年代に活躍し「西のかまいたち、東のX(現X JAPAN)」と言われていた。中でもKENZIはバンド仲間1000人を友人に持ち“ご意見番”としての地位を確立。当時の思い出を話せばSUGIZO(LUNA SEA)、森重樹一(ZIGGY)などビッグネームの名前が次々と出てきて話題が止まらない。

 中でもXのHIDEさんとは深い親交だった。インディーズ時代に東京・目黒のつぼ八で出会い意気投合。1988年には目黒鹿鳴館でセッションライブを行った。今回の還暦ライブについても「本当はHIDEちゃんに見てもらいたかったな…。HIDEちゃんの発想、人を喜ばすアイデアが大好きで僕の人生のモットーである、ワクワクドキドキそして刺激をいただいていました」と懐かしんだ。

 かまいたちとしての活動は91年のライブを最後に終了したが、その後もさまざまなバンドで活動してきた。その根底にあるのはビジュアル系の精神。「そもそも僕はウルトラマンの怪獣や妖怪など、異形に憧れてビジュアル系を始めたんです。音楽面では海外のバンドに影響されましたね」と自身のルーツを説明。ご意見番らしく現在のシーンに不満はあるようで「今のビジュアル系の人たちは何に憧れているんだろう。創造力がないよ。あんなものはホストみたいじゃないか!」と怪気炎は止まらなかった。

 活動の根底にあるのは“異形な何か”になること。だからこそ今回の還暦ライブでも女装に挑戦した。それどころか、現在は歌舞伎町でバーを経営しながら人気キャラ「ピカチュウ」によく似た?「ぴぱんくぅ」というキャラを生み出し、着ぐるみを被って新宿の清掃活動も行っている。もはや顔すら見せていないが「何か別のものになる。それがビジュアル系なんだよ」と胸を張った。

 そんなKENZIは、「還暦となった今が一番元気かもしれない」とエネルギーがあふれかえっている様子だ。記者が「今こそ、かまいたちの再結成は…」と水を向けると「ないね」ときっぱり。「普通、どんなバンドでも年を重ねると丸くなって再結成したり仲良しになったりするんだけれど、『かまいたち』に限っては絶対ありません。だって仲悪いんだもん」とオチをつけていた。(吉澤 塁)

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