“旅人”内田也哉子 戦後80年を見つめる ドキュメンタリー「戦争と対話」

[ 2025年6月28日 06:00 ]

戦後80年を見つめ直す“旅”に出た内田也哉子
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 エッセー執筆を中心に、翻訳、作詞など幅広く活躍する内田也哉子(49)が“旅人”となって戦後80年を見つめるドキュメンタリー「戦争と対話」を日本映画専門チャンネルと長野市に本社を置く信越放送がタッグを組んで制作した。

 戦没画学生の作品を集めた美術館「無言館」(長野県上田市)の館主を2024年から窪島誠一郎氏(83)と共同で務めるようになった内田。18年に75歳で永眠した母親の樹木希林さんが訪れていた縁もあり、19年からその存在の尊さを広く知らしめる活動を展開してきた経緯があっての就任だった。

 そんな内田が戦後80年の日本を見渡し、長野市の松代大本営や同県阿智村の満蒙開拓平和記念館、靖国神社、沖縄などを訪れることで戦後社会のありようを考えていく。「SBCスペシャル 無言館・レクイエムから明日へ」(06年)や「少年たちは戦場へ送られた」(10年)、「再会~平壌への遠い道~」(86年)など信越放送の過去の番組を手がかりに6本のシリーズで未来にメッセージを届ける内容。歌手の森山直太朗(49)やタレントのYOU(60)、歌手で女優の坂本美雨(45)ら各回ゲストとの語り合いも見どころだ。

 内田は「御縁を頂いて、去年から無言館のお仕事をすることになりました。そして、今年は戦後80年。戦争で命を落とした画学生たちの背景を知る機会を得ました。地元・信越放送が蓄積してきた番組に多くの発見をし、美しくそして悲しいふるさとを訪ね、素敵な言葉を持つ人たちと語らいました。戦争と芸術、被害と加害、国策と個戦争と芸術、被害と加害、国策と故人、戦争とふるさと…様々なテーマが浮かびます。3カ月に及んだ私の旅の記録が、たくさんの人に届くことを願っています」とコメントを寄せた。

 東海テレビで「人生フルーツ」「さよならテレビ」など、話題のドキュメンタリーを手掛けてきた阿武野勝彦氏(66)が企画・プロデューサーを務め、テーマ音楽は「Dr.コト―診療所」やNHK大河ドラマ「篤姫」などで知られる吉俣良氏(65)が担当した。

 番組は信越放送で7月2日、同13日、同26日、8月6日、同7日、同31日に、日本映画専門チャンネルでは7月18日から毎週金曜日午後7時から放送。さらに東京・ポレポレ東中野で8月23日から3週間、愛知県の名古屋東別院で9月に上映の予定だ。

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