今田美桜 朝ドラ戦後シーン挑む思い「どん底から引っ張ってもらった」嵩と再会 「苦しかった」シーンとは

[ 2025年6月25日 08:15 ]

連続テレビ小説「あんぱん」第63話。若松のぶ(今田美桜)と柳井嵩(北村匠海)は再会を果たし…(C)NHK
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 女優の今田美桜(28)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「あんぱん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は25日、第63回が放送され、今田演じるのぶと嵩(北村匠海)が戦後の焼け野原で4年ぶりの再会を果たした。絶望に打ちひしがれるのぶに嵩は声を掛ける。今田に“正義が逆転した”戦後のシーンに挑んだ思いや撮影の裏側を聞いた。(那須 日向子)

<以下、ネタバレあり> 

 「死んでいい命なんて一つもない」。愛する夫・若松次郎(中島歩)を失い失意のどん底にいるのぶに嵩は声を掛ける。焼け野原の高知で2人は4年ぶりに再会した。

 やなせさんと妻の暢さんをモデルにした作品で、「アンパンマン」が生まれるまでの夫婦の軌跡を描く。戦時中、のぶは教師として子供たちに愛国精神を伝えてきた。

 「妹の蘭子と戦争に対する考えで衝突したり愛国精神に対しての思いだったり、誰にも悩みを吐露できない中、優しい次郎さんと出会って、弱い自分も全部認めてくれた。“この人にゆだねてみたい”と思えたのだと考えます」と次郎は大きな存在だったと語る今田。

 ところがそんな唯一のよりどころだった次郎を失う。暗室で思い出の写真を現像していき涙するのぶ。「ごめんなさい次郎さん。これはうちが撮ったき、ピンボケやね」

 実は次郎とのシーンは「2週間ぐらい」と短期間の撮影だったが「次郎さんからもらった愛情を写真で思い出し、苦しかったですが、忘れられないシーンになりました」と鮮烈な印象に残った。

 空襲の焼け野原で嵩と4年ぶりに再会。最愛の人を失った上、教師として子供たちへ“愛国精神”を教えてきた自分に絶望し「うちは生きちょってええがやろか」と涙する。嵩からは「死んでいい命なんて一つもない」「正義なんか信じちゃいけないんだ。そんなもの簡単にひっくり返るんだから」と声を掛けられる。嵩もまた最愛の弟・千尋を戦争で失っていた。

 「のぶは責任感の強い人なので、次郎さんが亡くなって、大好きな子供たちも傷つけて、これほどのどん底に落ちたことがなかった。いつもは、のぶが“たっすいがーはいかん(土佐弁で、そんな元気がないようじゃダメ)”と嵩に声を掛けて元気づけてきましたが、この時は逆にどん底から引っ張ってもらったと思います」

 北村も「いろんな経験を戦地でして、達観している嵩でいたい」と臨んだシーン。今田は「のぶにとって本当に恩人」としみじみと振り返る。終戦後の失意の中、再会を果たした2人。これからどのように運命が交わっていくのか、今後の展開に目が離せない。

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