#KTCHAN&蝶花楼桃花 女性差別で冷遇されるも…崩さなかった独自の姿勢「女性ってだけじゃない」

[ 2025年6月14日 21:00 ]

<#KTCHAM スペシャルトークイベント>登壇した#KTCHAN(左)と蝶花楼桃花(撮影・井利 萌弥)
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 女性ヒップホップアーティストの#KTCHAN(ケイティーちゃん、20)が14日、都内で初エッセー「飛んできたナイフは、プレゼントで返したい。」(フォレスト出版)の発売記念スペシャルトークショーを行った。

 対談相手の女性落語家・蝶花楼桃花とはこの日が初対面だったが、「ひらりん」とあだ名をつけて打ち解けていった。互いに女性差別を受けながらも、自身のスタイルを確立した言葉のエンターテイナー。冷遇された過去に共鳴し、活動を通じて思うことを語った。

 桃花は「私が高座に上がると、“女が落語やんな!”って、目の前にいるお客さんがざっと10人くらい立って出て行くっていうパフォーマンスをされたり。こっちに分かるようにされることがよくあった」と回顧。しかし「とにかくやり続けて超えてく。で、認めてもらうっていうところを目標にした。“お前見にきたんじゃねーぞ!”って言われたら“それでも見てくれてありがとう!”みたいな。そうすると、だんだん時代が変わったのか分からないですけど、そういうものがなくなっていった」と乗り越えられたことを話した。

 #KTCHANも「MCバトルだと、女性ラッパーだから下ネタ言っとけばとりあえずOKみたいな風潮がある」と共感。「女の子になった瞬間に急にナメられて、下ネタ言ってちゃかしてお客さん沸かすみたいな流れがあって。でも、自分は真正面から受け取るんじゃなくて、その中でも私の伝えたいことだったり、表現したいラップをメインで相手にぶつけて、“あなたが伝えたいことってそれなの?”と心の中で思いながら戦ったりしてましたね」と確固たる姿勢を語った。

 また、一方で「下ネタを言われてたとしても、お客さんを沸かせられたのは事実。だから、お客さんの心をつかむっていうところでは、私はこの人にリスペクトを送れるなっていうふうに考えてました」とも。「自分の直接ディスらないラップだったりとか、ファンタジーなおとぎ話のワードで韻を踏んだりっていう、自分のやりたいラップを貫いていった先に、そういう私だからこそ好きになってくれる人っていうのが現れてくれて、最初は違和感だったものが、どんどんスタイルになっていったから、貫いていってよかった」と振り返った。

 これまでの活動を通し、桃花は「自分たちが女性っていうことだけじゃないんだっていうことを見せて、提示をしていって、そこで発展していくというか、乗り越えていく」と、男性社会で活躍するための心得を伝えた。

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