コメ流通評論家 小泉農相の“営業利益500%”発言はミスリード「これまで痛めつけられて…」

[ 2025年6月12日 11:05 ]

フジテレビ社屋
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 コメ流通評論家の常本泰志氏がが12日、フジテレビの情報番組「サン!シャイン」(月~金曜前8・14)にリモート出演。コメ価格の高騰問題について言及した。

 米穀卸売りの木徳神糧は11日、鎌田慶彦社長名で声明文を出し、コメ価格の高騰に絡む批判について「市場価格をつり上げたり、買い占めや出し惜しみによって流通を阻害したりといった事実は一切ない」と反論した。

 小泉進次郎農相が5日の衆院農林水産委員会で「ほかの食料品と比べてコメの流通は極めて複雑怪奇だ。そしてブラックボックスがある」、「社名は言いませんけども、卸の大手の売上高、営業利益、これ見ますと、ある会社はですね、売上高は前年比で120%を超え、そして、営業利益はなんと対前年比500%くらいです」などと発言し、収益を伸ばす卸売業者を批判していた。

 木徳神糧の米穀事業は2025年1~3月期の営業利益が前年同期比約4・9倍の約19億3000万円。同社は増益の要因について小売店の値引き販売が減ったことにより薄利多売だった従来の収益構造が改善されたことなどを挙げ、販売価格への転嫁についても適切だったと説明。同社の24年の国産主食用米の取扱量は国内需要の約4%で、価格操作に影響を及ぼす量ではないとも主張した。

 農林水産省は11日、随意契約で追加放出する2021年産備蓄米12万トンについて午後5時時点で98社から計約4万2000トンの申し込みがあったと発表。全国に広く行き渡るか注目される。

 元衆院議員でタレントの杉村太蔵は、小泉氏の“営業利益500%”発言について「僕、最初に聞いた時、売り上げ120%しか上がってないのに営業利益500%も上がるってどういうことかなと思ったら、もともとコメの卸って売上高営業利益率が相当低いんですかね?」と質問。

 これに常本氏は「はい、そうです」とうなずき、「約1%くらいで動いています」と説明。杉村の「普通5%とか6%が業界平均で、10%いったらちょっともうかってますねって感じですけど、1%だとちょっと上がるだけで500%いきますね」には「そうですね。だから5%が正常だという考え方は正しいと思うんですよね。これまで要は痛めつけられてきたわけですよ、皆さんに安いの安いのって」と答えた。さらに杉村が「小泉大臣のあの発言はミスリードじゃないかって思いありますか?」と聞くと「だと思っています。で、逆にコロナ禍の時に赤切った(赤字だった)」と指摘していた。

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