銘柄米の店頭価格、下落近い? 識者が予測「政府の狙い通り、銘柄米の不足感がなくなってきている」

[ 2025年6月10日 15:10 ]

日本テレビ社屋
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 農産物の流通に詳しい流通経済研究所・主席研究員の折笠俊輔氏が10日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜後1・55)にリモートで生出演し、コメの流通を巡る現状について解説した。

 流通業者によると、卸売業者間でのスポット取引と呼ばれるコメの取引の相場が、下がり始めているという。その理由について折笠氏は、小泉進次郎農相が推し進めた随意契約による備蓄米放出があると指摘した。

 「恐らく、随意契約のお米を(政府から)直接、小売りに出しましたよね。卸が持っている、小売りに本来、納入するはずだったコメが止まっているんですよ。小売りさんの方から、“うち、随意契約の備蓄米を買ったから、この前入れてくれるって言ったコシヒカリ50トン、いらないよ”みたいな話になって。そうすると、卸さんで余ってきちゃうんですよね」。本来、卸売業者から小売店に流れるはずだった銘柄米の需要が下がっていると推測した。

 そうした事態が、多くの卸売業者の中で生まれてきているといい、「卸さんの間でスポットをやってきたけど、みんな小売りさんからキャンセルが出たりして、余っていたりする」と解説。「スポット相場で値段を下げないと売れなくなってきている、というところでいくと、ある意味、政府の狙い通り、銘柄米の不足感がなくなってきている」とした。

 番組では小売り各店舗を取材したが、銘柄米の店頭価格は今も5キロで税込5000円を超える高値のものが多く、下がる兆しが感じられないとする店舗もあった。それでも折笠氏は、流通過程で起きている変化から、「今後、店頭価格、銘柄米が下がっていくような予兆が出てきているのかな」と見通しを語った。

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