「SUMO」世界で引っ張りだこ 「日本のアイコン」海外でさらに浸透 イベントは軒並み大盛況

[ 2025年6月10日 05:30 ]

会見にする白鵬さん(撮影・会津 智海)
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 元横綱・白鵬の白鵬翔さん(40)が9日の会見で、世界的な相撲の発展を目指す「グランドスラム構想」を掲げた。日本の国技である相撲は今、世界でどう見られているのか。相撲経験者のみが所属する芸能事務所「SUMOエージェンシー」代表取締役で、世界に相撲の魅力を発信している元幕下・東桜山の田代良徳さん(48)に話を聞いた。

 田代さんは「元々相撲は世界で日本のアイコンと受け止められていましたが、最近はさらに浸透している感覚がある」と指摘。日本の伝統や文化に興味を持つ人だけでなく、スポーツやイベントとして楽しむライト層にも人気が広がっているという。

 事務所の所属タレントはインドの家具ブランドのCMや、バンダイナムコの玩具「ガシャポン」の海外向け動画などに出演。自身も今年インドで公開された映画「SUMO」に主演し、現地の少年と交流を深める力士役を演じた。世界各国で相撲をテーマにしたイベントが数多く開催され、どれも大盛況となっている。

 海外での「SUMO」人気の高まりは、日本相撲協会による海外巡業などの普及活動に加え、外国人力士の活躍も大きい。2023年には角界で活躍する青年を描いたNetflixドラマ「サンクチュアリ―聖域―」が世界50の国と地域に配信され、世界的に大ヒットした。作品で興味を持った訪日客らが本場所を訪れ、今では大相撲の観客の3割以上が外国人だという。協会のインスタグラムのフォロワー数は現在46万人。昨年に比べ20万人以上増えた。その多くは外国人とみられている。

 田代さんによると欧州では文化的な側面が注目され、米国では豪快な技で盛り上がるなど、国ごとに見るポイントが違うという。さまざまな角度から相撲を楽しむ外国人が増える一方、ルールや取組前の所作の意味などを知らない人も多い。田代さんは「常に正しい相撲を伝えることを心がけている。イベントなどをきっかけに、世界の相撲人気がさらに高まればうれしい」と力を込めた。 (小田切 葉月)

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