カンテレ社長が辞任を発表 フジテレビの企業風土に言及「私一人で作れるものではないと思っている」

[ 2025年4月4日 15:27 ]

4日、囲み取材を行い、辞任を発表した関西テレビ(カンテレ)の大多亮社長
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 元タレントの中居正広氏によるフジテレビ元アナウンサーとのトラブルを巡る問題で、当時フジテレビ専務だった関西テレビ(カンテレ)の大多亮社長が4日、囲み取材を行った。

 大多氏は冒頭でこの日付けでの辞任を発表。女性社員を伴う食事で社員に不快な思いをさせたことがセクシャルハラスメントの土壌を作ったのではないかという指摘を受け、「私は食事会、懇親会という意識でありました。私が主催してきたものに関しては全然別物だと思っていますが、報告書の中で不快な思いをしたということが書いてありましたが、私の認識が甘かった。時代からズレていた」と考えを述べた。

 被害女性が中居氏からの性被害を同局に申告したものの、当時の港浩一社長と大多亮専務、編成制作局長が「プライベートな男女間のトラブル」と判断していたことについて、第三者委員会から厳しい指摘を受けたが「あの時はそういうふうに思っていなかった」と回答。「彼女にとって何が一番いい判断なのかばかりを考えていた。企業風土が影響していたという考えは自分の中になかった。ただ、指摘されるとあまりにも編成ごとクローズされた場で決めてるではないかということで言うと、そのように見えても仕方ないというふうに思う」と弁明した。

 不適切行為を助長するフジテレビの企業風土を作り上げた存在として自身が関連しているのではないかという質問には、「企業風土は私一人で作れるものではなく、長い時間をかけて作られていくものではないかとは思っています」と説明。「誤解を受けるような会食や、その場での発言に関しては、今の時代だったらダメだっただろうなというのは、私にもあったかもしれない」とし、「私一人がフジテレビの文化を作ってきたというのはちょっと…私一人では作れません」と答えた。

 フジテレビの第三者委員会は3月31日、300ページを超える報告書を発表。被害女性が中居氏からの性被害を同局に申告したものの、当時の港浩一社長と大多亮専務、編成制作局長が「プライベートな男女間のトラブル」と判断していたことを報告。「性暴力に対する無理解と人権意識の低さが見て取れる」と断じた。

 大多氏は31日にコメントを発表。「厳しいご指摘を受けたことを、真摯(し)にそして深く受け止めております」とし、「被害に遭われた女性には、寄り添うことができず、心よりお詫び申し上げます」と謝罪していた。さらに、4月1日の同局の入社式で「このたびは私のフジテレビ時代の問題でこのような状況になっていることを本当に申し訳なく思っています」と謝罪した。

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