「あんぱん」まさかの4話退場も…加瀬亮 初朝ドラに感慨“変わらぬ正義”に期待「女子も大志」込めた思い

[ 2025年4月3日 08:15 ]

連続テレビ小説「あんぱん」で朝ドラ初出演を果たした加瀬亮。ヒロインの父・朝田結太郎役を好演(C)NHK
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 女優の今田美桜(28)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「あんぱん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は3日、第4話が放送され、2000年の俳優デビューから約四半世紀、朝ドラ初出演を果たした俳優の加瀬亮(50)が好演した主人公の父・朝田結太郎の“最期”が描かれた。放送スタート4日目にしての“衝撃展開”。SNS上には驚きや悲しみの声が相次ぎ、反響を呼んだ。加瀬は撮影を振り返り「やなせたかしさんは昔から好きな人だったので、今回参加できてうれしかったです」などと心境を明かした。

 <※以下、ネタバレ有>

 「ドクターX~外科医・大門未知子~」シリーズなどのヒット作を生み続ける中園ミホ氏がオリジナル脚本を手掛ける朝ドラ通算112作目。国民的アニメ「アンパンマン」を生み出した漫画家・やなせたかし氏と妻・暢さんをモデルに、激動の時代を生き抜いた夫婦を描く。

 加瀬が演じたのは商事会社に勤め、各地を飛び回る朝田結太郎役。坂本龍馬も成し得なかった、外国に負けない貿易会社設立が夢。妻・朝田羽多子(江口のりこ)と娘3人、家族愛にもあふれる。

 第4話は、朝田結太郎(加瀬亮)が出張のため1カ月、家を空けると知り、朝田のぶ(永瀬ゆずな)は寂しさと同時に、柳井登美子(松嶋菜々子)が御免与町を去った柳井嵩(木村優来)を案じる…という展開。

 出張先、朝鮮半島の京城だった。出発の日、御免与駅。結太郎は「(夢は)ゆっくり見つけたらえい。見つかったら、思いっきり突っ走ればえい。のぶは足が速いき、いつでも間に合う」。「世界一大好きや」と離れがたい様子の娘の頭に、自分のソフト帽をかぶせた。

 1カ月後のある晩、柳井医院に電話が鳴り響く。電話を取った柳井寛(竹野内豊)は「はい、うちの患者ですが…」と沈黙し、朝田家に急行。「結太郎さんが…帰りの船の上で…心臓発作を起こいて…」。朝田家の面々は絶句した。

 加瀬は同局を通じてコメント。結太郎のキャラクターについて「台本を読んだ時、穏やかで、当時にしては先進的な価値観を持つ人物だという印象を受けました。娘たちに対しても“女らしくしなさい”というよりは“膝をすりむいて帰ってくるくらいがいい”と思っているような父親で。家のことはすべて妻である羽多子さんに任せていますが、それに対してもきちんと感謝がある人だと思っています。貿易の仕事を選んだのは、きっと自由な世界を夢見ていたから。描かれてはいませんが、“石屋を継げ”と言う父・釜次(吉田鋼太郎)にも“この仕事をさせてくれ”と何度もお願いしたんだと思います」と解釈を明かした。

 「ああしろ、こうしろとは言わず、やりたいことに向かって遠慮するなと言ってあげられる父親ですよね。“女子も大志を抱きや”という台詞が2回出てきますが、脚本家の方がこの言葉を大切にしたいのだろうと思いました。あくまでも僕が台本を読んだ感覚ですが、強い言い方だとあまり心に残らないような気がして。サラッと言いつつも、のぶの心にしっかりと届くようにできたらなと。そんな気持ちで臨みました」

 今回が朝ドラ初出演。急展開で“まさかの早期退場”となったものの、柔和な土佐弁を駆使し、序盤に彩り。愛娘に大きな影響を与えた。

 「やなせさんは昔から好きな人だったので、今回参加できてうれしかったです。昔、アンパンマンの絵本を読んで、心があったかくなったことを覚えていて。その後、やなせさんの戦争体験の記事を色々読んで、優しい人なんだろうなという印象がずっと残っていました。第1回の冒頭にありましたが、変わらない正義とは何なのか。僕はこの先の物語は分かりませんが、この作品がそんなテーマを大切に描いていってくれることを願っています」と期待した。

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