映画「侍タイムスリッパー」 名物“お練り”中止を発表 ファンのマナー物議…一部から苦言「責任を痛感」

[ 2025年4月1日 10:16 ]

映画「侍タイムスリッパー」の舞台あいさつに登壇した(左から)安田淳一監督、結月舞、山本拓平、田村ツトム、峰蘭太郎、沙倉ゆうの、山口木馬也、冨家ノリマサ、紅萬子、福田善晴、楠瀬アキ、吉永真也
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 「第48回日本アカデミー賞」の最優秀作品賞、最優秀編集賞を受賞した映画「侍タイムスリッパー」を手掛けた安田淳一監督が自身のSNSを通じ、3月30日に行った受賞記念と興行収入10億円突破を記念した舞台あいさつについて謝罪した。映画公式も謝罪した。

 同日は京都、大阪、兵庫・西宮など4カ所を回った。舞台あいさつには、優秀主演男優賞を受賞した山口馬木也(52)らが登壇。MCを安田監督が務めるという異例の舞台あいさつで、監督、山口ら計12人の演者がズラリと舞台上に並び、客席からの拍手が鳴り止まなかった。

 舞台あいさつは写真撮影、動画撮影もOK。あいさつ後には役者が客席を歩き回る“お練り”も。ファンから役者全員に花束が渡された。

 “お練り”の際にはファンが俳優陣と触れ合ったが、一部ファンが客席から通路側に駆け寄り触れようとする行動や運営側からのアナウンスがなかったことから「ルールを徹底してほしかった」などと不満の声が上がった。

 これらの声を受け、公式は「お詫び」と書き出し「昨日の舞台挨拶にご来場頂いた皆様、誠にありがとうございました私共の配慮の至らなさからお越し頂いた皆様に嫌な思いをされた方もいらっしゃるようで大変申し訳なく思っています」と謝罪。「この件に関しましては参加くださった俳優の皆様、劇場の皆様には一切責任はありません。全て代表安田の責任であります」と、安田監督の責任だと主張した。

 今後については「今後何かしらのルールをご提案できるよう検討させて頂きます」とし、「また“キャストに何かあったらどう責任を取るのか?”と言うご指摘もあり、このご意見も重く受け止めたいと考えています」とも。

 そのため「特に『お見送り』『お練り』『サイン会』などについては中止とさせて頂きます」と、同舞台あいさつの目玉となってるイベントの中止を発表した。

 「これまでキャストの皆様には本当に快くお客様に感謝を伝えたいと『お見送り』や『お練り』などに参加してくださいました。少なくない方々に嫌な思いをさせてしまったこと、キャストの皆様にも悲しい思いをさせてしまっているのではないかと、主催者として心を痛めております」とし「現在すでに予定されている舞台挨拶については劇場様と対策を協議しつつ実施の可否を判断してまいりたいと思います」と説明。「性善説を判断のベースにして参りましたが、このような事態を招いた責任を痛感しております。最後になりますが、ご不快な思いをされた皆様に心よりお詫び申し上げます。本当に申し訳ございませんでした」と謝罪の言葉で締めくくった。

 「侍タイムスリッパー」は自主制作映画で、池袋シネマ・ロサでの単館上映から口コミで全国300館以上に広がり、興行収入は10億円超え。準備を含め8年を費やした作品に根強いファンも多く、舞台あいさつは既に100回を超えている。

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