ススキノ頭部切断 父・田村修被告の執行猶予判決を清原弁護士が解説「特殊な事情を考えなくては」

[ 2025年3月12日 15:42 ]

清原博弁護士

 国際弁護士の清原博氏が12日、TBS系「ゴゴスマ~GOGO!smile~」(月~金曜後1・55)に生出演し、札幌の繁華街ススキノのホテルで23年、男性(当時62)の遺体が見つかった事件で、娘の田村瑠奈被告(31)の殺害行為などを手助けした罪などに問われた父・修被告(61)に懲役1年4カ月、執行猶予4年の有罪判決が下ったことについて解説した。

 起訴状によると修被告は、瑠奈被告が犯行を行うと知りながら、のこぎり2本、キャリーケースなど12点を提供したほか、瑠奈被告と男性との待ち合わせ場所まで車で送迎、犯行後に男性の頭部をケースに入れた瑠奈被告を乗せて帰宅したとされる。また、瑠奈被告が男性の頭部を自宅に隠匿することを容認し、瑠奈被告の依頼で頭部を損壊する様子を動画撮影するなどしたとし、殺人ほう助、死体損壊ほう助、死体領得ほう助、死体遺棄ほう助の4つの罪に問われている。求刑は懲役10年。修被告は無罪を主張していた。

 執行猶予付きの有罪判決について、清原氏は「一部有罪で、一部無罪だということですね」とコメントした。解説時点で判決理由については述べられておらず、「量刑から推察できるのは、殺人ほう助については無罪。おそらく死体遺棄では有罪かな」と、推測を込めて分析した。

 清原氏の推察によると、有罪と推定されていた部分は「死体遺棄ほう助だけ」という。「自宅に頭部の遺体がある。それを分かっていても通報せず、自宅に置いたままにしていたというところで、遺棄なので、そこは確実に有罪」と述べた。

 殺害を実行したとされる瑠奈被告は今後、2度目の精神鑑定が行われ、公判の日程は見通しが一切、立っていない。清原氏は「この家庭がかなり特殊な事情を抱えている」と指摘。「瑠奈被告はもしかしたら、自分がこれから何をしようとしているのかとか、どんなことをしたのか、自分の行動を正しく認識できる状況だったか、疑わしい状況があるかもしれない。そうならば瑠奈被告自身も人を殺す計画がなかったかもしれない」とし、「瑠奈被告自身がそうなら、父親の修被告はなお一層、娘の殺害計画なんて知るよしがなかった、そういう家庭事情が見て取れる。この家庭だけは、特殊な事情を考えなくてはいけない」と、自身の見解を示した。

 その後、番組では地裁から判決理由を説明。地裁は「検察側の主張に、すべて合理的に立証できているとはいえない」とし、罪状の多くを退けた。一方で、「娘の精神状態を考慮しても、警察には突き出さなかった。この事情には斟酌することはとてもできない」とした。

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