浜田は気遣いの人 どつくツッコミの裏で築いてきた大物やアスリートとの関係性 収録前に見せる配慮も

[ 2025年3月11日 04:05 ]

ダウンタウン浜田雅功 体調不良で休養発表

「2025大阪万国博覧会誘到委員会」のアンバサダーとなり壇上でトークするお笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志(左)と浜田雅功
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【記者の目】 浜田は気遣いの人である。若手の頃からの代名詞が大物の頭を遠慮なく叩くツッコミ。90年代、東京進出後に、浜田はまだ無名だったコンビをいかに引き上げるかに腐心。松本人志という希代の才能を輝かせるため、笑いにするにはギリギリの型破りな芸に磨きをかけた。収録前には大物の楽屋にあいさつに出向いて関係性を構築し、終了後も謝罪も含めたフォローを欠かさなかった。売れるためにインパクトを残しつつ、このこまやかな心遣いがなければ今のダウンタウンはない。

 今でも「ダウンタウンDX」などの収録前には、スタジオ前のたまり場でタレントらを明るいトークで盛り上げる。周囲に聞くと「緊張している出演者が硬くならないようにという配慮。何を話しても笑ってくれる優しい浜田さんしか見たことない」。そこで本番に入る。空気づくりも含め誰よりもプロとしての仕事を大切にしてきた証だ。プライベートではアスリートと家族ぐるみの付き合いがあるなど、人との関係性を大事にしている。

 その繊細な浜田にとって、松本不在の1年間とはどんなものだったのか。昨年はキングオブコントの司会を一人で務め、レギュラー番組がある中、年末年始の特番ラッシュもあった。1月下旬に「体調不良」の情報が入り、吉本興業に取材をかけた時は関係者から「大丈夫です。問題ないです」と聞き、安堵(あんど)していたが、テレビから「ダウンタウン」が消えてしまうのは残念でならない。

 テレビの世界はたった1~2秒の「間」がずれただけで笑えなくなる。その世界でこれまでトップを走り続けることのプレッシャーは相当なものだ。浜田のパンチの利いた元気なタイトルコール。また聞けるまで気長に待ちたいと思う。 (文化社会部部長・森 俊幸)

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