王将戦第5局対局開始 藤井王将が公式戦で初の2手目△3四歩 控室どよめき

[ 2025年3月8日 09:06 ]

<ALSOK杯第74期王将戦第5局第1日>初手を指す永瀬九段(右)
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 将棋の藤井聡太王将(22)=7冠=に永瀬拓矢九段(32)が挑戦するALSOK杯第74期王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)7番勝負第5局が8日午前9時、埼玉県深谷市の「旧渋沢邸『中の家(なかんち)』」で始まった。

【棋譜速報】第5局 永瀬拓矢九段VS藤井聡太王将

 午前8時43分、永瀬が大きめの白いトートバックを持って対局室に入った。藤井は49分に入室し、午前9時に対局開始。先手の永瀬はしばらく盤面を見つめた後、ゆっくりとした手つきで▲2六歩。藤井は△3四歩と突いた。これまで藤井は2手目△8四歩と突くのが恒例だったが、△3四歩と指すのは公式戦で初めて。控室では「おー!」というどよめきが巻き起こった。

 練習対局を何度も重ねてきた藤井、永瀬が初めて2日制で盤を挟むタイトル戦。第4局では角換わり腰掛け銀の戦型から始まり、2日目の封じ手以降は藤井が主導権を握って攻め、永瀬が耐えて反撃のチャンスを伺う展開に。お互い薄い王形で攻守ともに細かい駆け引きがされる中、永瀬が92手目に指した△5二金が光った。自身の王が寄らないことを見切った渾身の一手。カド番に立たされていた永瀬が藤井の猛攻をギリギリでかわし続け、意地の1勝を返していた。ここまでの通算成績は藤井の3勝1敗。

 昨年7月には同市出身の実業家である渋沢栄一の新1万円札が発行。大の将棋好きでも知られる渋沢の生家で行われる第5局では、どのような将棋が指されるのか。注目の対局が始まった。

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