島根出身・佐野史郎、初の朝ドラで「島根県知事役」に! 「責任感」 闘病乗り越え“松江愛”の知識生かす

[ 2025年3月4日 11:12 ]

NHK連続テレビ小説「ばけばけ」に出演する佐野史郎
Photo By 提供写真

 NHKは4日、25年後期の連続テレビ小説「ばけばけ」の新キャストを発表した。島根出身の俳優・佐野史郎(69)が、島根県知事役を演じる。佐野が朝ドラに出演するのは初めてで、「責任の重さを感じています」と意気込んだ。

 朝ドラ通算113作目の同作は、「怪談」などを記した明治時代のアイルランド人英語教師ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の妻・小泉セツをモデルに、夫婦の絆を描く。原作はなく、フィクションとして再構成。脚本はNHKドラマ「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」などを手掛けたふじきみつ彦氏。撮影は島根・松江で来春開始する予定。

 島根をこよなく愛し、島根を日本が誇る一流の県へ押し上げようと情熱を燃やす知事役に、松江市出身の佐野が決定した。これからの時代を担う若者たちには英語教育の充実が不可欠だと考え、本場の外国人教師を求めていた。県の未来を切り開くべく、ヘブンを島根に招く――という役どころ。

 幼少期から高校卒業までを松江で過ごし、NHK松江放送局のドラマ「「島根マルチバース伝」出演や、島根に関連する仕事を精力的に行ってきた「松江愛」の強い佐野。初の朝ドラで島根県知事を演じることに対し、「島根県知事役をとお声がけいただきワクワクするのと同時に、松江出身の俳優として責任の重さを感じています」と責任感を口にした。

 また、「松江では“ヘルンさん”と親しまれている小泉八雲とセツの二人を引き合わせた水先案内人でもあるのですから。当時の知事であった籠手田安定は、前任が彦根の知事にあたる役職で彦根城を解体から守った人物」とさすがの知識も披露。「朝ドラ出演は初めてですが、大河ドラマ『西郷どん』で彦根藩主、井伊直弼を務めたことも思い返され、浅からぬ因縁を感じています」と喜びを語った。

 佐野は2021年に“血液のがん”と呼ばれる多発性骨髄腫を患い闘病。寛解後に維持療法を続けていたが、23年6月に急性腎障害で入院するなどし、退院後は体調を見ながら仕事に復帰。この度、地元・松江で撮影が行われる同作で朝ドラ初出演を果たした。

 制作統括の橋爪國臣氏は、佐野起用について「島根県知事・江藤は、島根を代表する俳優である佐野史郎さんに出演していただけることになりました」といい「佐野さんは、これまで小泉八雲の朗読を長年ライフワークとして続けてこられ、誰よりも八雲への愛をもっていらっしゃいます」と説明。「意外なことに、朝ドラは初めてご出演だそうです。きっとセツと八雲が引き寄せてくれた縁なのだと思います。ヘブンを松江に呼び、郷土を愛する知事を、惜しみなく演じていただけると思っています」と期待を寄せた。

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