毎コン助演賞・カルーセル麻紀 圧巻のスタイルで会場魅了 「30年前」の黒ドレス「初めてお披露目」

[ 2025年2月13日 15:52 ]

<第79回毎日映画コンクール贈呈式>助演俳優賞を受賞したカルーセル麻紀(撮影・西海 健太郎)
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 2024年(第79回)毎日映画コンクールの贈呈式が13日、東京都目黒区八雲のめぐろパーシモンホールで行われた。映画「一月の声に歓びを刻め」(監督三島有紀子)助演俳優賞を受賞したカルーセル麻紀(82)が登壇した。ジェンダーフリーの観点から、男優・女優の区別を撤廃した新生コンクールで初受賞。贈呈式では82歳とは思えない美しいスタイルを披露した。

 カルーセルはデコルテの開いた真っ黒のドレスで登場。胸元にはきらびやかなネックレスが輝いた。助演俳優賞の池松壮亮に手を引いてもらいながらも約10センチはあるピンヒールを履きこなしてステージに立った。

 受賞式当日の朝は「早く起きて、パックしたりメークしたり」と大忙し。「今日、本当にいくんだわ」と受賞した実感がフツフツと湧いていたという。

 「ドレスをどうしようか…」と悩み、衣装部屋を物色したカルーセルの目に「なんだこれ…」1着のドレスがとまった。「歩きにくいんですよこれ。こんなものあったんだと思って、作ったのに歩けないのよタイトで。初めてお披露目なんです。30年前のドレスがこうやって世の中に。ステージ衣装でつくったつもりがこの晴れやかな舞台で着れてお披露目できて」と感無量の表情だった。「82歳がこんな半分、裸で出てきてすみません」と笑い飛ばしながら圧巻のスタイルで会場を魅了した。

 助演俳優賞の受賞に「この映画祭は、私が3歳のころから…。この場に立てると思いませんでした。長生きして良かったです」と感無量。「ジェンダーレスの時代に私が初めてだと思う。みんな頑張っています。だから、この機会に皆も頑張れると思うんです。この賞を受賞できて本当にうれしかったです」と誇らしげだった。

 作品は三島氏が自らの体験をモチーフに3つの島を舞台に描いた人間ドラマ。性被害を受けて亡くなってしまった娘を思うあまり、憎らしい男から女へと性転換した初老のマキをノーメークで体現した。12年ぶりの映画で堂々の勲章となった。

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