フジ会見 質疑応答いきなり怒号、騒然「質問できないよっ!」プライバシーの観点で回答“拒否”連発

[ 2025年1月27日 17:12 ]

<フジテレビ会見>登壇する(左から)港社長、嘉納会長
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 元タレント中居正広氏(52)の女性トラブルを巡る一連の対応が批判され、経営の根幹が揺らぐフジテレビは27日、東京・台場の同局で記者会見をスタートさせた。会場からは怒号やヤジが飛ぶ場面もあった。

【動画】フジテレビ“やり直し会見”

 同局は一連の問題を受け、17日に港浩一社長が出席して会見を開いたが、メディアを限定したり動画撮影を禁じたりと、多くの制限を設けた。これにスポンサー企業などから批判の声が殺到。CM出稿の差し止めなどが相次いでいる。批判を受けて同局はこの日午後4時から、あらためて会見を開催。ネット媒体記者も参加し、動画撮影も可能になったが、質疑応答部分の放送は各局、映像メディアに10分ディレーでの放送を要請した。ディレーの理由について同局は、被害女性らのプライバシー侵害の恐れを理由に挙げていた。

 質疑応答スタート直後、記者は一部報道で名前が上がっている関係者の個人名を口にすると、「すみません。プライバシーの観点からぜひご配慮お願いします」と制された。関係者名は放送ではカットされている。記者が「上役のアナウンサー」と言い直して質問しようとすると、「すみません、それも個人を特定するような質問になっているのでお控えください」と再度注意された。記者は「質問できないよっ!質問できないじゃないかっ!冗談じゃないよ!」と怒りをあらわにした。

 会場からは「日枝はなんで出てこないんだ。責任果たすべきだろ」とヤジが上がる場面もあった。

 この日午前中から報道陣が会場前で大行列を作り、受け付け開始前には数百人が並んだ。会場には600席以上が用意された。一方で、出席者の席は4つ。会見には嘉納修治会長、遠藤龍之介副会長、港浩一社長のほか、親会社のフジ・メディア・ホールディングス金光修社長も出席を予定しており、それぞれのネームプレートが置かれた。白いプレートもテーブルに置かれている。同局労働組合は経営陣に対し、影響力を持つと言われる元社長、元会長で取締役相談役の日枝久氏の出席を求めていたが、同氏のネームプレートは置かれておらず、出席しないとみられる。

 17日に行った港社長の“やり直し”。この時はメディアを限定した上で動画撮影も禁じるなどの制限下で行ったため、スポンサー企業をはじめ批判の声が殺到。CM出稿の差し止めなどが相次いだ。今回は社を限定せず動画撮影も可能とし、全質問に答えるとしている。ただプライバシー保護のため10分遅れの放送や配信を各媒体に求めた。

 23日には初めて社員に向けた説明会を開催。港社長と嘉納会長が出席し、第三者委員会の設置や27日にオープンな会見を開くことなどを説明。社員からは港社長の進退を問う厳しい質問も相次いだ。この時、17日の会見について聞かれた港社長は「会見が終わって失敗したと思った」「報道する立場からしたらあり得ないことをした。反省している」と語った。

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