石川佳純さん 10年来の交流があるパリパラ2冠アスリートを祝福「カモーン!が印象的だった」

[ 2024年9月16日 16:45 ]

石川佳純さん
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 卓球元日本代表で五輪メダリストの石川佳純さん(31)が、16日放送のフジテレビ系「Live News イット!」(月~金曜後3・45)で、パリ・パラリンピックの車いすテニス女子シングルス、ダブルスで2冠を獲得した上地結衣(30=三井住友銀行)にインタビューする様子が放送された。

 同局系の五輪中継でスペシャルキャスターを務めた石川さんは、上地に花束を手渡しながら「本当におめでとうございます」と祝福した。

 実は上地とは10年近い交流があるという。この日は2つの金メダルを手にした上地と、ツーショット撮影で笑顔を見せた。

 パラリンピックのシングルスでは、オランダ勢に屈し、これまで金メダルがなかった上地。石川さんは「卓球でいえば、私にとっては中国勢だと思う。何度対戦してもなかなか勝てない」と、現役時代の実体験から、難敵に挑む困難さに共感した。上地は「何度負けても、何度悔しい思いをしても、“次は勝てるから。今は大差で負けているかも知れないけど、プレーの内容は良くなっていっているから”って声を掛けて下さった指導者の方だったり、寄り添ってくれた方々のおかげかなと思います」と、モチベーションを保てた理由を打ち明けた。

 上地はシングルス決勝で、東京大会で敗れたディーデ・デフロート(オランダ)に雪辱しての金メダルだった。石川さんは「ガッツポーズというか、カモーン!という姿がすごく印象的だった」と、試合で感情をあらわにする上地に驚いたという。

 上地は「相手だったり、お客さんの雰囲気にものみ込まれる感覚も実はあって、その中で自分を保とうとするために大きな声を出して、自分自身に言い聞かせるというようなことも(大切だと)、今回の試合ですごく感じました」と答えていた。

 石川さんは上地が2冠を達成した際、自身のインスタグラムのストーリーズで、「女子史上初金メダル 本当に本当におめでとうございます」「ダブルス、シングルス2冠 結衣ちゃんすごい!!」と記し、祝福していた。

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