岩田明子氏 日本の少子化対策の切り札はトレンディドラマ?「社会的風潮って背中を押す」

[ 2024年9月15日 17:23 ]

岩田明子さん
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 ジャーナリストで千葉大客員教授の岩田明子氏が、15日放送のTBS系「ニッポンの未来を占うNEWSショー キャスター渋谷凪咲と5人の解説者」(後3・00)に出演し、少子化対策へ奇抜な策を提案した。

 元NMB48のタレント渋谷凪咲(28)が初のニュースキャスターを務め、5人の識者らに日本や世界の抱える問題などの解説を受ける番組。最初のテーマに掲げられたのは、日本やアジア諸国が抱える少子化問題だった。

 5人には、それぞれが考える少子化対策を尋ねた。岩田氏が掲げたのは、「トレンディドラマの復活」と、少子化とは一見、無関係そうな案だった。「いきなりこんなこと言ってアホかと思われるかもしれないけど…」と前置きし、その真意を説明した。

 「結婚する数が減っているんですよ。1カップルが作る子供の数はだいたい2人で、だいたい40年間、変わってないんですけど。減っているのは結婚する数なんですね。結婚するような環境作り、マッチング(アプリ)の補助とか、30代の男性の非正規(雇用)を正規にしてあげるとか、そういう安定した生活を送れるとか、いろんな方策がある」

 そこで重要になっていくのが、「結婚しようとか、したいなと思う世の中の圧」だという。「社会的風潮って、ものすごく背中を押すと思うんです。私がクリスマスイブに焦った通り…当時ですね」。バブルだったという自身の学生時代を自虐的に振り返りつつ、話した。

 岩田氏によると、80~90年代にテレビで大流行したトレンディドラマが、その一助となると考えられるという。当時のドラマタイトルを列挙し、「それが人間ドラマだし、情緒が深まるというか」と熱弁。「最高ですよね。結婚っていいもんだと思った。ドラマを見て」と、劇中のすてきな恋愛に憧れて結婚するカップルが増えるのではと見通しを立てた。

 カンニング竹山が「分かりやすいドラマを作れってことだね」と反応すると、岩田氏は「制作陣も頑張らないといけません」と期待を寄せていた。

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