ダース・ベイダー声優死去、93歳 “息子”ルーク役マーク・ハミルが追悼「お父さん、安らかに」

[ 2024年9月10日 17:23 ]

J・E・ジョーンズさん(AP)
Photo By AP

 人気SF映画「スター・ウォーズ」シリーズでダース・ベイダーの声を長年、担当した米俳優ジェームズ・アール・ジョーンズさんが9日、死去したと複数の米メディアが報じた。93歳だった。

 代理人によると、ジョーンズさんは9日朝、ニューヨーク州の自宅で死去した。死因は明らかにされていない。

 ジョーンズさんは舞台や映像作品、声優として幅広く活躍し、エミー賞2回、ゴールデングローブ賞1回、トニー賞2回、グラミー賞1回など数々の賞を受賞。11年にはこれまでの功績をたたえられ、アカデミー名誉賞も受賞した。

 アフリカ系米国人で、大学から演劇の道に。卒業後には陸軍に従軍し、除隊後に俳優としての活動を本格化した。70年には主演映画「ボクサー」でアカデミー主演男優賞にノミネートされた。77年に公開され、後に世界的人気シリーズになった「スター・ウォーズ」で、半世紀近くにわたりダース・ベイダーの声優を担当。黒ずくめの風貌から繰り出される、機械的かつ不気味な声色で、映画界を代表するアンチヒーロー像を作り上げた。

 シリーズはその後のスピンオフ、テレビドラマ作品にも出演。22年放送の「オビ=ワン・ケノービ」が、同シリーズでの最後の出演となった。

 ダース・ベイダーの息子で初期の主人公ルーク・スカイウォーカーを演じた米俳優マーク・ハミルは、自身のX(旧ツイッター)で、記事を引用しつつ「お父さん、安らかにお眠り下さい」とつづった。

 そのほか、映画「フィールド・オブ・ドリームズ」(89年)では小説家テレンス役を好演。アニメ映画「ライオン・キング」シリーズでは、主人公シンバの父ムファサの声も担当した。

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