坂田利夫さん死去 後輩・東野が追悼「師匠ありがとうございました」 ネットは悲しみの声であふれる

[ 2023年12月31日 00:23 ]

坂田利夫さん(吉本興業提供)
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 「アホの坂田」の愛称で親しまれたお笑い芸人の坂田利夫(さかた・としお、本名・地神利夫=じがみ・としお)さんが29日、老衰のため大阪市内で死去した。82歳。大阪市出身。30日に所属先の吉本興業が発表した。通夜、葬儀告別式は、近く近親者で執り行う予定。

 21年10月に亡くなった前田五郎さん(享年79)との漫才コンビ「コメディNo・1」で全国区の人気を誇り、「あ~りが~とさ~ん」「あ、よいとせのこらせのよいとせのこらせ」など数多くのギャグでも知られた。

 吉本興業によると「『あっちこっち丁稚』(朝日放送)で共演した後輩の間寛平とは54年間の親交があり、先日は82歳の誕生日を間寛平夫妻にお祝いしてもらい、大変喜んでいました。最期も親族と間寛平夫妻に見守られながら息を引き取りました」という。

 この訃報に、吉本の後輩・東野幸治は自身のX(旧ツイッター)で「坂田師匠ありがとうございました。お悔やみ申し上げます」と追悼した。

 またXでは、深夜にも関わらず「坂田利夫さん」が一気にトレンド入り。「全盛期を知ってるアタシらはやっぱり寂しいねぇ。。。」「もっと長生きしてもらいたかったなぁ…」「また、ひとつの「時代」が終わった…」と悲しみに暮れる声が相次ぎ、「坂田師匠 笑いをホントにありがとさーーーん」と、坂田さんのギャグを使って追悼する声もあった。

 坂田 利夫(さかた・としお、本名地神利夫=じがみ・としお)1941年(昭16)10月7日生まれ、大阪市出身。高校時代は成績トップクラス。お笑い芸人として息の長い活躍をし、映画「0.5ミリ」(14年)やドラマ「浦安鉄筋家族」(20年)など俳優としても存在感を示した。趣味はは虫類の飼育やストリップ観賞。

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