僕青 乃木坂にリスペクト込めた“挑戦状” 八木仁愛「ライバルとして背中を追いかけるのが私たち」

[ 2023年12月20日 05:00 ]

初のワンマンライブでデビュー曲「青空について考える」を披露した「僕が見たかった青空」
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 「乃木坂46」の“公式ライバル”グループ「僕が見たかった青空」が19日、東京・竹芝ニューピアホールで初のワンマンライブを行った。アンコールでは乃木坂46の代表曲「制服のマネキン」のカバーを披露。覚悟を見せたステージになった。

 僕青、僕青――。約700人のファンが叫ぶ声に合わせ、青く光るペンライトが揺れる。突如としてユーロビートをほうふつさせるイントロが響き観客は熱狂。力強く切れのあるダンスパフォーマンスを見せ、大歓声が巻き起こった。柳堀花怜(18)は「『制服…』をカバーさせていただき、追う背中の大きさを実感。ですがいつの日か、その大きな背中とともに、日本のアイドル界を盛り上げていけるように頑張ります!」と決意し、拍手に包まれた。

 乃木坂46の曲のカバーは初めての試み。くしくも2012年のこの日は“本家”のリリース日。衣装もオマージュし、セーラー服のスカーフは、本家の紫から青に変更された。僕青の色に染めた同曲は乃木坂への挑戦状か。センターの八木仁愛(16)は「ライバルとして背中を追いかけるのが私たち。リスペクトを持って進みたい」。フロントの安納蒼衣(16)も「プレッシャーもあるし、比べられるのはもちろん。でも、僕青らしさを忘れずにできたら」と話した。

 今年8月に「青空について考える」でデビューし、「第65回輝く!日本レコード大賞」新人賞を受賞。着実にファンを獲得し、ライブではデビュー曲など全8曲を歌い踊った。グループの特徴は、地方出身者が多いこと。高知県出身の西森杏弥(20)は土佐弁で「応援してくれゆー人たちを、うんと幸せにするき!これからも僕青23人を応援しよってくれたらうれしいです」と飛躍を誓った。

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