風間晋氏「まだまだ出てくる」　ビッグモーターに関する相談、4～8月に消費者庁に1425件

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　フジテレビ報道局解説委員の風間晋氏が28日、同局の情報番組「めざまし8（エイト）」（月～金曜前8・00）に出演。消費者庁が27日に中古車販売大手ビッグモーターに関する消費生活相談が2023年度の4～8月、全国の消費生活センターなどに1425件寄せられたと公表したことについて言及した。

　ビッグモーターに関する消費生活相談は、一連の問題が発覚した7月以降に相談が増加。修理代や保険など過去に結んだ契約の信頼性に関する不安や、強引な勧誘や査定額の減額を巡るトラブルの相談なども含まれていたとしている。内訳は、自動車の購入や売却などに関する相談が1011件と約7割を占めた。ほかには修理サービスで141件、車検サービスで152件、その他は121件あった。

　ビッグモーターに関する相談件数は19年度以降、1000件以上が続いており、22年度は1491件だった。担当者は「一人で悩まず消費者ホットラインに相談して」と呼びかけている。

　番組では、独自取材として、ビッグモーターで車の購入をキャンセルしたにもかかわらず、納税通知書が届くなどのトラブルがあったとする男性のインタビューなどを放送。風間氏は「この手の話はまだまだ出てくると思うんです。まさかそこまではやらないだろう、あるいはそれって露骨すぎるだろうと思うようなことが次々と出てきているわけで、しかも大規模に行われているからこそ、これだけの苦情というのが寄せられるわけですよね」と指摘。「ビッグモーターの業容の拡大というのと、こういうやり方っていうは表裏の関係にあるだろうなと考えざるを得ないですよね。次もまた何か出てくるんじゃないかと思います」と自身の見解を述べた。