テレビ朝日系「何曜日に生まれたの」 大物脚本家のヒリヒリ感そのままに

[ 2023年9月5日 07:00 ]

野島伸司氏が脚本を手掛けた「何曜日に生まれたの」
Photo By 提供写真

 テレビ朝日系ドラマ「何曜日に生まれたの」(日曜後10・00)は、「101回目のプロポーズ」「高校教師」など数多くのドラマを生み出した脚本家の野島伸司氏(60)が5年ぶりに手掛けた連続ドラマだ。いじめや家庭内暴力など、鋭い視点で社会を描いてきた希代のヒットメーカー。番組の清水一幸プロデューサー(50)は「野島さんの持つ民放ギリギリのヒリヒリ感を、そのまま作品に落とし込んでもらいました」と話した。

 今年4月から始まったABCテレビ制作の“日10”枠のコンセプトは「オリジナルドラマを大御所の脚本家さんに書いていただく」(清水氏)本格志向。第1弾はNHK連続テレビ小説「ひよっこ」(17年)などで知られる岡田惠和氏(64)が物語をつづった。続く今作は、野島氏が「コロナ禍で行動規制された若者に向けて書いた設定」とし、10年間引きこもる女性の姿が描かれている。第1話冒頭から壮絶な事故の様子や流血シーンなど“野島ワールド”全開だ。

 清水氏は「野島さんの良さは、その世の時代の社会性を織り込んだストーリー。その良さを、この作品で存分に発揮していただいてます」と語った。

続きを表示

「美脚」特集記事

「STARTO ENTERTAINMENT」特集記事

2023年9月5日のニュース