ティモンディ高岸宏行 単独での野球解説者デビュー 出来は「100億点満点!やればできる!」

[ 2023年8月11日 11:00 ]

<全日本学童軟式野球大会 マクドナルド・トーナメント>解説に初挑戦したティモンディ・高岸宏行(撮影・大城 有生希)
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 お笑いコンビ「ティモンディ」の高岸宏行(30)が、単独での野球解説者デビューを果たした。11日、大田スタジアムで行われた高円宮賜杯第43回全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメント(スポニチなど主催)の決勝(不動パイレーツ―新家スターズ)の配信生中継に出演。普段のハイテンションとは打って変わり、落ち着いた口調で分かりやすい解説を披露。自身の解説は「100億点満点!このまま甲子園に行って解説したい!やればできる!」と熱く語った。

 人の目を見て話す高岸が、グラウンドに真剣な眼差しを向けて言葉を紡いだ。「ナイスバッティング!」「ナイスサード!」などプレーを褒め称えながら、選手のわずかな変化も見逃さず「投手は投げるタイミングを変えてますね」とうなずく。盗塁が決まった際には「捕手の送球も素晴らしかったですけど、良いスタートでしたね」と語るなど、具体性がありながら的確に試合展開を見守った。

 開始前には「両者優勝!」、3回裏の5分間の休憩タイムでは「小学生なのに末恐ろしい!侍野球!全侍で、ちょんまげが似合いますよ!」と“いつも”の高岸。しかしイニング中はギャグなどは入れ込まず、試合そのものを伝えていた。

 これまで相方の前田裕太(30)とともに解説経験はあったが、単独では初めて。「魂が揺れるプレーばかりで、心の熱量は100度を超えた。応援することがとても楽しかった」と振り返る。昨年独立リーグ・BC栃木に入団し、お笑い芸人と野球選手の“二刀流”と話題になった高岸。現在もチームに所属しながら芸人を続け、さらに今回、単独での解説という新たなチャレンジ。何事にも前向きに挑み続ける高岸だが、「僕はとにかく応援の“一刀流”。これからも続けていきたい」と満面の笑みを見せた。

 決勝戦は6―2で、新家スターズが初優勝を飾った。

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