教師から歌手の夢かなえた!タマ伸也が惚れ込んだ歌姫・伊地知玲奈の軌跡 歌で「革命を起こしたい」
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「ガリガリ君」のCMソングを製作したことで広く知られる「ポカスカジャン」タマ伸也が歌声にほれ込んだ“歌姫”が、今年3月16日、ファーストシングルをリリースした。大学で本格的に声楽を学び、高校で音楽教師を務めた経緯のある伊地知玲奈。教師として勤務するも、夢を捨てきれず上京した。紆余曲折を経て、ついに夢の第一歩を踏み出した伊地知は今、何を思うのか。スポニチアネックスの取材に対し、現在の心境を明かした。
幼い頃から歌うことが大好きで、ミュージカル女優を夢見ていた伊地知。憧れていたのは、「オペラ座の怪人」クリスティーヌ役で世界的に有名になったサラ・ブライトマン。自身を“レナ・ブライトマン”と自称していた時期もあったほどだ。夢をかなえるために大学で声楽を学び、「まずは仕事を」という思いで、卒業後は高校の非常勤講師を務めた。「教師の仕事はとても楽しくて、授業もエンターテインメント、ショーのようだと考えていた。その中で、生徒たちに夢の大切さを語る中、“あれ、自分は?”という思いが生まれて。反対意見もありましたが、上京を決断しました」と、人生を変える決断に至った経緯を語った。
2014年、夢を実現させるために浅草ワハハ本舗・娯楽座のオーディションを受けた。晴れて入団したが、3年で退団した過去を持つ。初めは「毎日が刺激だらけで、楽しくてたまらなかった」というが、次第に「このままで自分はいいのか」という悩みが生まれた。このモヤモヤを解消できないまま、2017年に退団。その後フリーで活動をしていたが、この決断が「やめた後の方が苦しかった」と後を引き、2021年に劇団の裏方として活動を始めていた。
タマ氏とは、劇団員時代の先輩後輩関係だった。だが、当時は特別仲が良いとは言えない関係だったという。伊地知から見れば「話しかけられないような大先輩」で、退団時の相談などはとてもできない間柄だった。しかし入団当時から、伊地知の中では「タマさんの音楽を学びたいという思い、願いがずっとあった」と、憧れを抱いていた。
そんな中、昨年、タマ氏から突然「伊地知にぴったりな曲があるんだ。歌ってみないか」という誘いがあった。伊地知は「うそでしょ?あのタマさんから声をかけられる日が来るなんて」。メールで送られてきた音源を聞き、その歌詞とメロディーに自分の人生を重ね「すーっと胸に落ちた」という。「曲の情景が自分とリンクして、歌いたいと思った」と率直な感想を語る。
タマ氏が伊地知に声をかけたのは、「歌がめちゃくちゃうまい」ことがずば抜けていたからだった。「きちんと音楽を学んだ人の…オペラとか、ハイトーンとかをしっかり歌える人が、ポップスを歌ったら、どうなるんだろうという好奇心があった。声楽を学んだ伊地知を使った、僕なりの挑戦」と狙いを吐露。伊地知自身は、幼い頃から「宇多田ヒカル、aiko」などを聞きポップスシンガーに憧れていたが、声楽を学ぶ中で、だんだんとポップスが歌えなくなったという。何度歌っても感情を声に乗せることができず、「歌のおねえさんになっちゃう」。「音符で歌ってしまう」という伊地知に、タマ氏は「自分の声を信用できていない。そのことに自分で初めて気づいたのか、面白い経験でした」と、つまずいた経験も笑い話にしていた。
タマ氏が評価したのは、歌声だけではない。入団から退団、そして裏方の仕事。特別親しいわけではなかったが、伊地知の努力を静かに見守っていた。「(伊地知から)相談されるとかはなかった。残酷かもしれませんが、つまずいたとき、もがきあがくのが若手の仕事だとは思うんですけど…伊地知も演技やお笑い、自分の個性をどう出すべきか、ずっと戦っている姿を見てきました」と述懐する。
そんな伊地知を見て、タマ氏はサビの「さよならの向こうへ」というフレーズを盛り込んだ。「みんな、退団などでやめてしまうと、それっきりというか…“さよなら”をして終わりだけど、伊地知はやめた後もけなげに、“さよなら”で終わらなかった。それを見て“さよならの向こう”という部分をリライトしました」と、伊地知の姿を盛り込んだフレーズだったと明かした。
そんなエピソードが盛り込まれた楽曲は、多くの人の共感を呼んだ。伊地知がかつて教えていた生徒たちも、配信サービスで曲をダウンロード。「ありがとうよりも もっとありがとう」という歌詞に感動した生徒から「聞いてるよ。ありがとうより、もっとありがとう」というメッセージが送られてきたと笑顔で語る。また、自身が一番好きだという「今も私は私を信じているのかな」という歌詞を聞いた同期からも「ここで号泣した」というメッセージが届いた。教師という立場を手放して上京し、劇団に入って辞めて、また戻って…遠回りに見える道を歩いてきた伊地知だからこそ、伝えられる物語となった。
伊地知は、「ありがとうよりも、もっとありがとう」というフレーズを「流行らせたい」と主張する。このフレーズは、タマ氏が「ありがとうだけじゃ足りないんだけどな」と、周囲へ抱いていた大きな感謝をそのまま口にしたもの。素直な気持ちをそのまま歌詞に落とし込んだからこそ、共感を呼んでいる。伊地知は「とても愛にあふれた歌。きれいごとかもしれませんが、こういう気持ち、こういう心が、世界中に広がるきっかけになれる歌い手になりたい。“ありがとう”と“愛してる”の革命を起こしたいです」と思いを語る。
タマ氏は「人は、たくさんの仲間と出会っては別れて、そのたびに悲しい気持ち、寂しい気持ちになるけど、それでも毎日は続いていくんですよね。どんな気持ちでも、明日に向かって立ち上がらなければいけない。だから、この曲を聞いた人の背中をちょっとだけ押すというか、手を添えるような。寄り添える曲になれたら」と、優しいまなざしを向けた。
この歌で、夢への一歩を踏み出した伊地知。今後は「これまで学んできたオペラとかに、お笑いを加えてみたいという思いがあって。タマさんに学びたいと思ったのは、そんなユーモアと遊び心。これまで存在しているクラシック、オペラに、新しいものを吹き込みたい。自分の声とか唄を通じて、元気になってもらいたい。笑ってもらえたり、癒されたり、そういうミュージシャンになりたい。新しいジャンルをどんどん挑戦して、びっくりさせていきたいです」と、はじける笑顔で今後の展望を語っていた。
伊地知は7月17日、タマ伸也のプロデュースで、路上シンガー・旅流草一郎と東京・人形町サロンゴカフェでWワンマンライブを行う。伊地知は「今回は作詞作曲など、また新たなチャレンジがたくさん盛り込まれているので、すでにキャパを超えてしまいようですが…楽しんでいただけるように頑張ります。成長した伊地知玲奈でステージに立ちたいと思います。みなさまのお越しをお待ちしております!」と、期待に胸を膨らませた。
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