有働由美子 レギュラー番組が「今日で終わっても代わりは絶対いる」と思うワケ NHK時代に感じた原点

[ 2023年4月25日 13:23 ]

有働由美子アナウンサー
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 フリーアナウンサー有働由美子(54)が24日放送の日本テレビ「夜明け前のPLAYERS」(月曜深夜1・59)にゲスト出演。MCで米エール大助教授で経済学者の成田悠輔氏(38)と対談した。

 同番組は月1回の放送で、毎回ゲストを迎えて成田氏と対談。「ニッポンの未来を切り開くイノベーターにフォーカスする」という内容。

  同局では夜のニュース番組「news zero」でMCを務め、NHK時代から根強い人気を誇る有働。成田氏から「有働さんとかは大変だろうなって。有働さんがいることで成立している大きい番組やテレビ局の人たちとかいるわけじゃないですか」と言われたが「ないない。それこそ今日で終わっても代わりは絶対いるもん。世界の全ての仕事そうでしょうけど」とサバサバ。

 「スタートは、私、平成3年入社なんですけど、大量採用時代だったんですよあらゆる業種が。テレビもそうで、NHKもだいたい女性アナウンサーは年に2人とか3人くらいなのに7人も採用したんですよ。入社して横並ぶと、そりゃもう否応なしに比べるじゃないですか。明らかに自分だけ異質で。かわいいとか東大行ってるとかでもないし、ミスなんとかと並んで、え?アナウンサー志望なんですか?みたいな感じだったから。最初から上には行けないと思ってたんですよ、やぶれかぶれで。私はこの並びでは無理だ、勝負できないから『好きにやろう』っていう。達観じゃなくて、やぶれかぶれ。中継やるにも、コントやってすごい怒られるとか。どうせ上に行けないからいいわっていうのがたまたまそういうのも欲しい時代にあたったという感じで」と苦笑しながら、「代わりはいる」という心境の原点を語った。

 「確かに報道とかニュースとかやってるのに、他の人にはない謎の脱力感がありますよね」という成田氏に、「それはいいことなのか…?」と苦笑しながらも、「それが無敵さを作り出してるんじゃないですか」と分析されていた。

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2023年4月25日のニュース