佐藤天彦九段 話題になったバラの花束は「寿命が尽きるまで愛でた」

[ 2023年1月4日 16:25 ]

将棋のABEMAトーナメント収録に参加した佐藤天彦九段
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 将棋の「ABEMAトーナメント2023」の収録が4日、都内で行われ、佐藤天彦九段(34)が参加した。対局者として新年の抱負を問われると「今は藤井(聡太)さんという、モーツァルトのような存在がいる特殊な時代。結果と内容を模索しながら、満足の得られる将棋を目指したい」と語った。

 昨年10月にはマスク不着用による反則負けを経験。注目された次戦の棋王戦挑戦者決定トーナメントでは、ファンから贈られたと見られる赤いバラの花束を持って入室し、話題となった。花束を受け取った時を振り返り、「いただいたことが嬉しく、対局場に置きたいと思って持って行った。横目に見ながら対局しました」と明かす。その後は自宅で飾ったといい、「寿命が尽きるまで愛でました」と笑顔を見せた。

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2023年1月4日のニュース