「ちむどんどん」三郎が一発解決 権田の“恩人”だった!暢子には冷静な一言 フォンターナ危機脱出

[ 2022年8月5日 08:15 ]

連続テレビ小説「ちむどんどん」第85話。フォンターナに現れた三郎(片岡鶴太郎)(C)NHK
Photo By 提供写真

 女優の黒島結菜(25)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は5日、第85話が放送された。

 <※以下、ネタバレ有>

 朝ドラ通算106作目。タイトルは沖縄のことばで「チム(肝=心)が高鳴る様子」「胸がドキドキする」という意味。映画「パッチギ!」「フラガール」などで知られ、2014年後期「マッサン」を担当した羽原大介氏がオリジナル脚本を手掛ける。今年、本土復帰50年を迎えた沖縄を舞台に、沖縄料理に夢を懸けるヒロイン・比嘉暢子(のぶこ)ら個性豊かな4きょうだい、本土復帰からの歩みを描く。

 第85話は、1978年(昭和53年)8月、結婚を決めた暢子(黒島)と和彦(宮沢氷魚)。良子(川口春奈)は暢子と「アッラ・フォンターナ」のトラブルを心配し、沖縄から緊急上京。しかし、良子の勘違いから、トラブルが多江(長野里美)たち皆に知られてしまう。そんな中、子分を引き連れた権田(利重剛)が再び房子(原田美枝子)を訪ねてフォンターナへ。そして事態は思わぬ展開を迎える…という展開。

 意を決したように現れた二ツ橋(高嶋政伸)はイスを振り上げて威嚇した隙に権利証を奪い返し、亀のように丸まった。そこへ三郎(片岡鶴太郎)も現れ、権田の子分5人と大立ち回りを演じた。

 権田は三郎を目にし、驚き。「この店から手引く」と三郎を抱え起こし「平さん、おケガありませんか。平さんには、シベリアでお世話になりました。平さんは体を張って多くの仲間を、私のことも守ってくださいました」。三郎は権田の“恩人”だった。

 暢子は、お互いに憎まれていると思い違いをしている房子と三郎を再会させようと、フォンターナで結婚披露宴を開くことを思いつく。三郎は「まずは、相手のお母さんのことが先なんじゃないのか」と冷静ながら「ちゃんと祝ってもらえることになったら、オレも多江(長野里美)も出席させてもらうよ」と約束。厨房でのぞき見していた房子もOKした。

 第18週は「しあわせのアンダンスー」(8月8~12日)。次週予告にはウエディングドレスに身を包んだ暢子が優子(仲間由紀恵)に抱きつく姿も。ついに暢子&和彦が結婚へ。重子説得に注目が集まる。

続きを表示

この記事のフォト

2022年8月5日のニュース