藤井聡太叡王 20歳になって挑戦したいこととは?「まずはアイロンがけあたりから…」

[ 2022年7月28日 19:24 ]

笑顔で質問に答える藤井叡王(撮影・会津 智海)
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 将棋の第7期叡王戦就位式が28日、東京都内で行われ、連覇を達成した藤井聡太叡王(20)=王将、竜王、王位、棋聖含む5冠=に就位状、賞杯などが授与された。

 藤井は4~5月に行われた5番勝負で出口若武六段(27)に3連勝しタイトルを防衛。謝辞では「初めて自分より後に棋士になった相手との対戦で、新鮮な気持ちで指すことができた。あらためて将棋の奥深さ、自分の課題を感じたシリーズ。この経験を活かし、来期はよりよい将棋を指せるよう精進したい」と語った。

 19日に20歳となり、アルコール解禁となって初めての就位式。「誕生日以降、少しお酒をいただく機会があったんですけど、じっくりお酒を楽しむのはまだ早いかなと(笑い)。しばらくはたしなむくらいにしたい」と明かした。また成人になって挑戦したいことについては「家事を両親に任せきりなので、まずはアイロンがけあたりからやってみたい」とユーモアたっぷりに話した。

 叡王戦後は第93期棋聖戦5番勝負でも永瀬拓矢王座(29)を3勝1敗で下し、3連覇を達成。現在開催中の第63期王位戦7番勝負では第3局を終え、挑戦者の豊島将之九段(32)に2勝1敗とリードしている。

 今秋には第35期竜王戦、年明けには第72期ALSOK杯王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)と、防衛戦が控えている。

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