中村勘九郎&七之助 歌舞伎の魅力をラジオで紹介「まず観て欲しい」

[ 2022年4月14日 20:12 ]

歌舞伎の魅力をわかりやすく伝える(左から)中村勘九郎、吉崎典子、中村七之助
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 歌舞伎俳優の中村勘九郎(40)、中村七之助(38)兄弟が、ニッポン放送の「吉崎典子 物見遊山てんこ盛り!~歌舞伎入門編~」(17日後8・00)に出演する。歌舞伎の魅力をわかりやすく伝える特別番組で、元フジテレビアナウンサーの吉崎典子(60)がパーソナリティーを務める。

 吉崎はアナウンサー時代に中村屋を密着したドキュメンタリー番組で監修やナレーションを担当。現在も巡業に同行し、歌舞伎のイヤホンガイドの解説員を務めるなど、中村屋とは旧知の間柄。番組では兄弟とともに、歌舞伎の楽しみ方を紹介する。
 
 勘九郎は「面白いもの、良いものを届けたい。初めての方には“観ず嫌い”にはならず、まず観て欲しい」。七之助は「歌舞伎を肌で感じて欲しい、人それぞれの楽しみを見つけられる、自分の好きなところを見つけて欲しい」と、歌舞伎の世界をのぞいて欲しいとリスナーに呼びかけた。

 また父・18代目中村勘三郎さんが他界してからの10年を振り返り、「常にそこにいて、そばにいるような感覚」と率直な気持ちを語り、「今、お父さんに何か言われるとしたら?」という質問に対しては「“早く平成中村座やれよ、どうするんだよ!”と言われそう」とスタジオを笑いに包んだ。

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2022年4月14日のニュース