安藤美姫 練習詰めだった現役時代の“働き方改革”に困惑…週1・5休指令も「最初は滑りに行ってた」

[ 2022年4月14日 12:06 ]

安藤美姫
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 プロフィギュアスケーターの安藤美姫(34)が13日、水曜MCを務めるABEMA「Abema Prime(アベプラ)」(月~金曜後9・00)に生出演し、時代とともに変わる働き方について私見を語った。

 一部企業では、1日の最低労働時間の概念を廃止したり、1日の労働時間を調整することによって週休3日も選択できるなど、新たな制度を導入。岸田文雄首相も働き方改革を推進していく考えを示した。

 安藤は「ちょっとお仕事と違うんですけど」と前置きしつつ、自身の現役の時の経験を披露した。「現役の時にずっと練習しているわけじゃないですか?急に海外のコーチに代わった時に、まず『週1日半、マストで休日、オフを取りなさい』と言われたんですね」。指導者による考えの違いを経験したそうで、「それでも苦痛だったんですね」打ち明けた。

 当初は「うれしかったりした」という安藤だったが、自身はあまり休みを必要としていなかったという。「何をしていいか分からなくなっちゃって、最初のうちは滑りに行っちゃったりしていた」。リンクに足が向いてしまう時もあったことを明かした。

 そんな経験から、週休3日が合うタイプと、そうでない人がいるのではないかと推測。「3日休めて集中できて、3日休憩して、いい成績とかいい業績を残せる方もいると思うけど、その3日も必要じゃない方もいると思う」。さらに「私も休憩がいらないタイプの人間なので、バランスが難しそうだな」も話した。

 働き方のスタンスが人によって差ができるため、“休日の業務連絡”問題も浮上する。大阪市役所では、緊急時等を想定して導入した「LINE WORKS」で、勤務時間外のメッセージにも対応を求められるケースがあったことが分かっている。安藤は「私は大丈夫なんですけど、(返事を)返さないといけない人ももちろんいると思うし、『時間外だから無視』と器用にできる人と分かれるんじゃないかな」と話していた。

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2022年4月14日のニュース