志らく「なんでもっと日本の宝を大事にしないんだ!」SMAP&帰属論の熱いトークに反響「愛を感じた」

[ 2021年5月3日 16:16 ]

落語家の立川志らく
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 落語家、立川志らく(57)が2日放送のABEMA「新しい別の窓」(後3・00)にゲスト出演。2016年に解散したSMAPに関して、熱いトークを展開しネット上で反響を呼んだ。

 番組レギュラー「新しい地図」の稲垣吾郎(47)、草なぎ剛(46)、香取慎吾(44)と、「ホンネトーク」のコーナーで初対面した志らく。自身がMCを務めていた番組でSMAPの解散を取り上げていたとし、「ひるおびでSMAPの話をしているうちになんだか私、SMAPの一員になったような気が」と感情移入したことを告白。「なんでもっと日本の宝を大事にしないんだ!って」と続けた。香取は「すごい嬉しいんですけど、一員ではないです」と笑った。

 その後、志らくは師匠・立川談志さんから教わったという「帰属論」に言及。人は必ず何かに帰属しているという話で、談志さんは「サラリーマンは会社に、落語家は落語に帰属しているから生きていられる。だけど、俺は落語に帰属していないんだよ、俺は談志に帰属しているんだ。だから苦しいんだ」と、言っていたことを紹介した。

 志らくは、この帰属論を聞いた際、衝撃を受けたと回想。「だからこの人は苦しんでいるんだ、自分に帰属しちゃっているから」と話した。続けて「SMAPって何に帰属している、って考えた時に談志と同じ、SMAPそのものに帰属しているんだって。だから苦しむ、それが解散だってなった時に苦しむんだ」と感じたそう。

 英ロックバンド、ビートルズを引き合いに出し、「ビートルズの話をする時、解散したでしょとか誰か死んじゃったでしょとかいう話にならない。SMAPも同じだと思うんですよ」となぞらえ、「SMAPがジャニーズに帰属していたんだけど、SMAPって存在がジャニーズを超えて大きくなってしまった、それくらい存在が大きくなってしまった。だけど自分たちはさらに、自分に帰属しようと…」。熱弁をふるったが、冷静さを取り戻したようで、「こんな難しい話をして大丈夫ですか?」と、こぼした。

 出演後、自身のツイッターに新規投稿。「ななにー本音トーク、楽しかった。そこに間違いなくSMAPは存在していた。SMAPに存在している彼らが今度は自分自身に帰属しようともがいている。談志が彼らは表現者としてちゃんとしていると言った事が正しかった事をこの目で確認出来た」と満足げ。「ちょっと喋りすぎちゃったかな。反省。」と付け加えた。

 フォロワーらからは「帰属のお話とても興味深かったです」「たっぷりとSMAPを語っていただき本当にありがとうございました!本人たちにSMAPは日本の宝と伝えていただけただけでも嬉しいです」「志らく師匠の言葉の端々にSMAPへの愛が感じられて
嬉しかったです」「志らくさんの愛のある想い、わたしたちファンの想い、しっかり真っ直ぐ伝えてくださってとても嬉しく、涙が止まりませんでした」「すごくSMAP愛を感じました」などのコメントが寄せられた。

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2021年5月3日のニュース