「麒麟がくる」片岡鶴太郎「悪役いないとヒーロー輝かない」摂津晴門役「憎たらしく」光秀&信長さげすむ

[ 2020年10月18日 08:00 ]

大河ドラマ「麒麟がくる」で幕府政所頭人・摂津晴門を演じる片岡鶴太郎(C)NHK
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 俳優の片岡鶴太郎(65)が18日に放送されるNHK大河ドラマ「麒麟がくる」(日曜後8・00)第28話で初登場。ヒール役・摂津晴門(せっつ・はるかど)を演じる。

 俳優の長谷川博己(43)が主演を務める大河ドラマ59作目。第29作「太平記」(1991年)を手掛けた名手・池端俊策氏(74)のオリジナル脚本で、智将・明智光秀を大河初の主役に据え、その謎めいた半生にスポットを照らす。物語は1540年代、まだ多くの英傑たちが「英傑以前」だった時代から始まり、それぞれの誕生を丹念に描く。

 第28話は「新しき幕府」。ようやく足利義昭(滝藤賢一)が上洛。勢いに乗った織田軍は周囲の三好勢を一掃する。光秀(長谷川)も活躍が認められ、将軍奉公衆に取り立てられる。先の将軍・義輝暗殺に関与していた疑いのある松永(吉田鋼太郎)の処分をめぐり、織田側と三淵ら奉公衆の意見が割れるが、義昭は信長(染谷将太)の意見に従うという。その代わり、代々将軍に仕えてきた摂津晴門(片岡)に幕府の政務を任すことを認めてほしいと条件をつける。光秀と藤孝(眞島秀和)は、幕府を腐らせてきた張本人とも言える摂津の再起用に胸騒ぎを覚える…という展開。新章「京~伏魔殿編」に突入。ついに主人公・明智光秀が歴史の表舞台へ現れる。

 片岡演じる摂津晴門は幕府政所頭人。足利義輝(向井理)、義昭に至るまで室町幕府の執務を取り仕切る。幕府の存続を第一に考える保守的な人物。信長とともに上洛した光秀とは幕府の在り方をめぐり、事あるごとにぶつかる。

 池端氏の「太平記」に出演し、鎌倉幕府第14代執権・北条高時を演じた片岡は「『麒麟がくる』は、いち視聴者として毎週楽しみに拝見していました。池端俊策先生の作品ですし、毎回ストーリーが面白いので、オファーがあったら良いなと思っていたところ、お声掛けを頂きました」と喜び。

 今作の立ち位置については「プロデューサーの方からは『今回悪役です』と言われました。物語のステージが変わっていく中で、後半戦の盛り上がりの1パートをご指名いただいた感じがします。後半戦は、足利義昭を将軍とした新しい幕府があり、幕府というステージに明智光秀が登場しますが、光秀がそこで最初に超えなければならない壁が晴門です。狡猾で裏でいろんなところに手を回している嫌な人物と、光秀はこれまで対峙する経験がなかったと思います。光秀は晴門との出会いによって、官僚的な晴門をどのように攻略していくのか考えていきますし、純粋な志と麒麟を求めている純真な心でそこを打ち破っていく、光秀の核心をつくるきっかけにもなったのではないかと思います」と解説した。

 次回予告には「織田信長め」の台詞も。「信長に対しても、田舎から出てきたヤツだと、晴門は初めから毛嫌いしています。晴門はキャリアもあるし、プライドの高さもあり、信長の前では一応頭は下げますけど、腹の中では完全に敵対視しています。信長のことを全く認めていませんね」。今作一番の悪役になるといい「光秀をどうイジメていくか、どのような策略の中で光秀を動揺させるか、そして視聴者の皆さんにも『嫌なヤツだな』と思っていただけるか。官僚的な頭の良さとエリートのプライドで、光秀をこれからどんどん追い込んでいきます。やはり悪役がいないと、ヒーローは輝きませんからね。憎たらしいキャラクターを演じたいと思います。晴門の、さげすんだ目つきや顔つきにも是非、注目してご覧ください」と意気込んでいる。

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