オフィス北野・森社長VSたけし軍団の様相、水道橋博士らブログに“真相”連名長文

[ 2018年4月2日 05:30 ]

(左から)水道橋博士、ダンカン、つまみ枝豆
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 ビートたけし(71)の事務所独立騒動に関し、弟子衆の「たけし軍団」が1日、たけし独立の経緯を明かす声明文を発表した。

 水道橋博士(55)、ダンカン(59)、つまみ枝豆(59)らが「たけし軍団一同」として午後9時30分、約4700字の長文をブログやSNSで公開。たけしが3月末で芸能事務所「オフィス北野」からの退社を決めた引き金が、森昌行社長との間で起こった金銭トラブルと主張。軍団は「裏切り行為」だったとしている。これでたけしと森社長の内紛が表面化。たけしVS森社長の抗争の火ぶたが切って落とされた。

 声明によると、数年前にオフィス北野の経営に関する問題が発覚。一度は森社長が謝罪したことで終息したが、昨年9月末の決算で赤字に転落。たけしが再度財務状況を確認し、今年2月に森社長らと協議。その際に(1)オフィス北野の株式に関する問題(2)高水準の役員報酬(3)社員の給与の高さ、タレントの給与の低さ(4)森社長の映画関連事業への支出が発覚。森社長が謝罪し経営の改善を約束したが作業が進まず、たけしが独立を決断、軍団は謝罪を受け入れて残留を決めたとしている。

 たけしは1日から新会社「T.Nゴン」に拠点を移した。同社は愛人とされるビジネスパートナーの女性と3年前に設立。一部週刊誌の「たけしが女性に洗脳された」との報道に、軍団は「独立に女性が影響を及ぼす余地があったとは、到底思えません」とした。

 “たけし独立記念日”の声明文。関係者は「たけしさんの意をくんだものでしょう。タイミングを見計らって発表したのでは」とみる。一方、森社長はスポニチ本紙の取材に「このような文書がインターネット等を通して一方的に流されたことに驚きを禁じ得ません。内容についても極めて不本意であります」とコメントし後日改めて対応する意向だ。水道橋はツイッターで「まだまだ、何発も残っているがよぉ」と追撃をにおわせた。

 【騒動経過】

 ▼3月14日 ビートたけしの「オフィス北野」退社、独立をスポニチ本紙がスクープ。それを受け、ガダルカナル・タカがテレビ番組で「我々は残る」と事務所残留を表明

 ▼16日 タカが「どこかで森社長と方向性が違ってきてることを感じてたんで、そういうことも(独立の理由に)あったんじゃないかと思います」と番組で発言

 ▼17日 たけしが騒動に初言及。生放送に出演し「オフィス北野って俺の事務所だよ?俺の事務所を俺がやめて誰に文句言われんのよ」などと発言。新事務所「T.Nゴン」の名前の由来などを説明

 ▼31日 たけしがオフィス北野を退社

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