坂上忍、白鵬の“暴走”に苦言「注意されてもすぐ謝る、そしてすぐやる」

[ 2017年12月1日 13:49 ]

俳優の坂上忍
Photo By スポニチ

 大相撲九州場所の優勝インタビューの際に、踏み込んだ発言をし、厳重注意を受けた横綱・白鵬(32)について、1日放送のフジテレビ系「バイキング」(月〜金曜前11・55)の主演者たちが言及。MCで俳優の坂上忍(50)は「神を超えちゃっているんじゃないの」と、その振る舞いを疑問視した。

 白鵬は11月30日に行われた日本相撲協会の理事会から呼び出しを受けた。九州場所11日目の嘉風戦で右手を挙げて立ち合い不成立を主張、土俵下で抗議をするという前代未聞の対応をしたほか、優勝インタビューの際には観客に万歳三唱を促し、また元日馬富士と貴ノ岩について「再び土俵に上げてあげたい」などと発言。理事会から厳重注意処分を受けた。

 品格を問われる白鵬の言動に、坂上は「疑問なんですけど」とあきれた様子でコメント。勝負が決した後のダメ押しなど、これまでも厳重注意を受けてきたが「(白鵬が)賢いなと思うのは、注意されてもすぐに謝る、そしてすぐやる」と指摘し「神を超えちゃってるんじゃないの、あの人は。って僕は思っちゃう」と、元力士でプロレスラーの維新力浩司(56)の同番組内での「横綱は神」発言を引き合いにし、厳しい口調で非難した。

 万歳三唱については、元宮崎県知事の東国原英夫氏(60)も批判的。自身も九州出身であることから「九州のお客さんが(万歳三唱時に)笑顔なので恥ずかしかった」と振り返り「この大変な時に、白鵬が万歳三唱すれば、一緒に万歳三唱して拍手までする。この体質を許したのはファンそのもの。ファンが許しちゃってる。もっと厳しい目を持つべき」と、周囲の寛容さが白鵬の暴走を助長させているとした。

続きを表示

2017年12月1日のニュース