フジ宮内社長「めちゃイケ」来春終了は「現場の意見を尊重」後番組は「未定」

[ 2017年12月1日 15:25 ]

フジテレビ社屋
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 フジテレビの宮内正喜社長(73)が1日、東京・台場の同局で行われた定例社長会見に出席。来年春終了を11月4日の放送で正式発表したフジテレビ「めちゃ×2イケてるッ!」(土曜後7・57)について言及した。

 宮内社長は決断に至った理由について「番組企画の変更、終了は最終的には編成局の現場からあがってきた意見。そういう方向性で話がきた。現場の意見を尊重した。現場が終了し、新しい番組を企画したいと決断したので、社長としてバックアップする」とコメントした。

 後番組については、フジテレビは「まだ決まっていません。バラエティーになるかも決まってません」とコメント石原隆取締役編成統括局長は「テレビ史に残る、フジテレビに大きな貢献をしてくれた番組ですが、永遠に続くものではありません」とした。

 来年春に21年半の歴史に幕を閉じる同局の長寿バラエティー。「めちゃイケ」の終了はスポニチ本紙11月3日付の報道で判明。同局によると、3〜5日の3日間で、電話が約70件、メールが約600件、計700件弱の問い合わせがあった。内容は「本当に終わるのか?」というものや「ただただ悲しい」「受け入れられません」「続行願います」といった惜しむ声だった。通常のレギュラー放送中は、これほどの問い合わせはないという。

 終了までの半年間で、全力を出し切り悔いなくゴールする「シュウ活プロジェクト」を計画。「めちゃイケ」メンバーがやっておきたいことを叶えていく企画をスタートした。

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2017年12月1日のニュース