フジ幹部「恋神アプリ」違法飲酒で放送中止に「お恥ずかしい限り」

[ 2017年12月1日 15:52 ]

フジテレビ社屋
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 フジテレビは1日、東京・台場の同局で定例社長会見を行い、バラエティー番組「恋神アプリ」の11月21日放送分に、21歳未満の飲酒が禁止されている太平洋上の島国パラオで、出演した当時20歳の女性が飲酒するシーンがあったため、今後の放送を中止した件について触れた。

 21日放送分は、27歳の男性と女性がパラオを訪れ、パラオパシフィックリゾートなどでデートを行う全5回の初回。プールサイドで2人がシャンパンを飲むシーンがあった。スタッフは現地の法令を知らず、番組を見た視聴者の指摘で分かったという。同局は番組ホームページを通じ、放送の中止を伝え、視聴者や関係者に「心よりおわび申し上げます」と謝罪した。

 編成を担当する石原隆取締役編成統括局長(57)は「今回のミスはお恥ずかしい限り。外国に行ったら、その土地の法令を調べて守ることが当然のこと。出演者の方々に申し訳ないと思っています。放送の復活などはいまのところ決まっていません」と話した。

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2017年12月1日のニュース