西城秀樹 紅白熱唱シーンDVD化で「ヒデキカンゲキ!」40年の軌跡収録

[ 2017年9月14日 05:30 ]

西城秀樹の40年分の軌跡が収録されたDVDのジャケット
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 歌手の西城秀樹(62)がNHK紅白歌合戦で歌唱したシーンが、初めて商品化される。11月15日に発売されるDVD3枚組み「HIDEKI NHK COLLECTION〜若さと情熱と感激と〜」。紅白全18回の出場中、肖像権などをクリアできた16回の歌唱シーンが収められる。

 目玉の一つは初出場した1974年。白組のトップバッターとして「傷だらけのローラ」を熱唱。自身の発案で、ドライアイスの煙がステージ上に出てくる演出が紅白史上初めて行われた記念すべき場面だ。

 白組出場者たちが応援する横で、「YOUNG MAN(Y.M.C.A.)」の白組優勝祈願の特別バージョンを歌った79年も、ファンにとって思い出の名場面だ。

 DVDはデビュー45周年を記念して企画された。紅白だけでなく「レッツゴーヤング」「ビッグショー」「歌謡コンサート」など、いずれもNHKの歌番組から厳選した123シーンを収録。このうち初商品化の映像は117シーンとなる。

 83年1月の「レッツゴーヤング」ではヒット曲「ギャランドゥ」を翌2月のレコード発売に先駆けて歌い、「くやしいけれど」の歌詞を「気が狂うほど」と歌っている。レコード化する時に表現を自主規制し、急きょ歌詞を変えたという。

 14日からソニーミュージックショップなどで予約を受け付ける。価格は1万6500円(税抜き)で、予約特典として、ファンには涙ものの「傷だらけのローラ」の復刻ポスターが付く。西城は「まさにファンの皆さんとともに歩んだ40年以上にわたる西城秀樹の軌跡が全て入っている宝物。まさに“ヒデキカンゲキ!”な永久保存版です」とアピールしている。

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2017年9月14日のニュース