カトパン 日本人初9秒台の桐生称賛「野性的な本能と爆発力が重なった」

[ 2017年9月10日 05:30 ]

昨年12月、スポニチ本紙企画で桐生にインタビュー。スマホを見て盛り上がる加藤綾子
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 陸上男子100メートルで日本人初の9秒台を記録した桐生祥秀(21=東洋大)に9日、芸能界からも驚嘆と祝福の声が上がった。昨年12月にスポニチ本紙企画「カトパン突撃!!東京五輪 伝説の胎動」でインタビューしたフリーアナウンサーの加藤綾子(32)は「野性的な本能と爆発力が重なった」と称えた。

 日本人で初めて10秒の壁を破る快挙に、加藤は「ついにきたー!!!という感じですね」と声を弾ませた。

 桐生が通う東洋大の白山キャンパス(東京都文京区)で行われたインタビューから9カ月。一段とたくましく見えたこの日の走りを「野性的な本能と爆発力が重なって今回の9秒台につながったと思います」と分析した。

 あまり陸上のことを考えすぎず、その時の感覚でフォームを変えると話した桐生に「とても野性味あふれるというか、感覚派」と回想。周囲の期待に応え、大舞台で力を発揮する姿に「試合で走る時は運動会のような感じで、周りも盛り上がれば盛り上がるほど楽しいと言っていましたから」と、改めて気持ちが乗った時の爆発力に驚いていた。

 3年後の2020年には東京五輪が控えている。食事には無頓着で、ハンバーグ、コロッケ、ラーメンばかりを食べ、野菜が嫌いだという桐生に対し「神経質になりすぎないところが強みだと思いますが、もう少しバランスのいい食生活にした方が良いのでは…と素人ながら思います」と笑った。

 今後、ますます期待が高まる中で「日本人初をたくさん見せてほしいです」とエールを送った。

 ≪有言実行「9秒台で走って記憶に残る」≫加藤アナの桐生へのインタビューは昨年12月27日付紙面に掲載。大学生アスリートの素顔に迫った。試合前の過ごし方について、桐生は「明石家さんまさんが凄く好き。番組を録画したDVDを見る」と“勝利のルーティン”が「さんま」だと告白。また記録については「今のまま10秒01で終わったら記憶に残らない。9秒台で走って、その記録を伸ばしていけたら記憶にも残ってもらえる」などと答えていた。

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